B1 2023-24シーズンの地区分けパターンをまとめてみた
1.はじめに
みなさんこんにちは、+Bです。
・・・暑くないすか?いやー、もう20度台中盤の気温連発でなかなか気温の変化に体がついていくのが大変です。朝晩はまだちょっと冷えますしね。私は夏が一番苦手なのでこのだんだん暑くなってくるこの時期が毎年しんどいです。。
というどうでもいい呟きはさておき、来季のB1の地区分けについてまとめてみたので続きをどうぞ!(^^)/
2.地区分けのルールについて
まず、地区分けのルールについて確認してみましょう。これがちょいとややこしいです。ということで毎度おなじみBリーグ規約に今回もお世話になります。こちらの第34条の2〔カンファレンス方式〕にルールが記載されています。
最近Bリーグを好きになってくれたAさん:「・・・ほへ?」
まさに初見殺し。文字だけを読むとなかなか難しいです。まとめると、この地区分けのルールは以下の4段階になっています。
都道府県番号が若い順に東
都道府県がかぶったら、東の市が東
市町村までかぶったら、北の区が東
区までかぶったら、50音順
1について
概要:都道府県番号が若い順に東
最近Bリーグを好きになってくれたAさんの友達のBさん:「・・・トドウフケンバンゴウッテナニソンナノシラナイビーリーグキライ」
都道府県番号とは、総務省が各都道府県に割り当てた番号のことで、リンク先の表をご覧いただけたらイメージが湧くと思います。この番号の若い順に東という判定がされます。都道府県の地理的な位置で決まっているわけではないので、直感的には福井より長野の方が西だったり、山口より徳島の方が西だったりするのは違和感があるかもしれません。
ただ、昔からBリーグを好きでいてくれているCさんには、こんな疑問がありました。
昔からBリーグを好きでいてくれているCさん:「Bリーグには同一都道府県を本拠地とするクラブいっぱいあるよ?」
2について
概要:都道府県がかぶったら、東の市が東
ということで同一都道府県に本拠地を置く場合、市区町村が東の方が東、というルールになっています。例えば千葉県であれば、千葉市を本拠地とするアルティーリ千葉は、船橋市を本拠地とする千葉ジェッツよりも東側と判定される訳ですね。ここで、とある疑問が湧いてきます。
年間20回以上も推しのクラブのホームゲームを見に行き、アウェー遠征代にも今年20万円をつぎ込むほどBリーグ沼にどっぷり浸かってしまったDさん:「え、市区町村が東ってどゆこと?」
そうなんです。これが何を指すのかは私も分かっていません。考えられるのは、先述の総務省発行の市町村コードだったり、市庁舎や本拠地の地理的な位置であったり、色々とあると思います。真相は不明なのでお詳しい方がいらっしゃったら教えて頂きたいですが、ここでは本拠地の地理的な位置で判定させてください。理由は後述します。
ちなみにどのクラブがどのアリーナをメインとして利用しており、活動区域の市町村がどこなのかというのは、Bリーグ規約の第28条〔名称および活動区域等〕に書いてあるよ(^^)/
3について
概要:市町村までかぶったら、北の区が東
読者の皆さん一同:「え、なんで2は東の市が東という判定だったのに、3では北の区が東という判定なの?」
・・・ごめんなさい、分かりません。真実はいつも一つですが現実世界では映画のように毎回真実が明かされる訳ではないのです。気持ちよく真実を知って爽快感を得たいアナタはすぐに劇場へLet's go!!!!!!
・・・すみません、脱線しました。ということでなぜ本拠地の地理的な関係が東とか北とかいうのが、第34条の2でいう所の市や区が東とか北とかいう定義にあてはまるのではないかというのもこれが一因です。基本的に都道府県コードや市町村コードは東から数字が若くなるように作られています。なので、市町村コードが若い=当該市町村が東、という括りで見るとこの第3段階の区が北かどうか判定する際に不都合が生じてしまうよね、というのが私個人の感想になります。また、実際に過去の地区分けを見ても本拠地の位置関係で設定されていたように見られることも一因です。
そしてこの第3段階に該当する例としては、名古屋市を本拠地とする名古屋ダイヤモンドドルフィンズとファイティングイーグルス名古屋や、横浜市を本拠地とする横浜ビー・コルセアーズと横浜エクセレンスになります。
名古屋の例を見るとまさしく東と北で逆転現象が起きています。というのも、FE名古屋のホームである枇杷島スポーツセンターは、名古屋Dの本拠地であるドルフィンズアリーナよりも西側かつ北側という立地になっています。仮に、両アリーナが位置する市が異なっていた場合、より東側なのは名古屋Dの方ですが、両アリーナは同じ名古屋市に位置しており区が異なる(枇杷島⇒西区、ドルアリ⇒中区)ため、北側の方が東と判定されFE名古屋の方が東となります。かなり複雑ですね・・・
4について
概要:市町村までかぶったら、北の区が東
せっかくのGWだが人混みを避けるため敢えて家でゴロゴロすることを選択し、料理を作る気も起きずuberEATSの到着を待つ傍らたまたまスマホでこの記事を見つけ鼻をほじりながら読んでいたEさん:「いや、さすがにこれ以上ルール決める必要ないやろ。さすがに同一都道府県かつ同一市町村かつ同一区とかそんな仲良しクラブこの世にあるわk」
あるんです!!
それが、アルバルク東京とサンロッカーズ渋谷です。両クラブとも、東京都渋谷区を本拠地としているからです。ちなみに、これが実は第3段階の同一の市で区制のため北から順にルールが適用されていて、代々木第一の方が北だからアルバルクが東判定されている説もあると思っています。でも直感的にはこちらの50音順の第4段階ルールの方がしっくり来ています。完全に個人の感想なので異論は随時募集しております(^^)/
3.どこよりも早い2023-24の地区分けパティーン
ということで、ここまでお読みいただいたあなたはBリーグ地区分けルールマスターです。ここでは、来シーズンの地区分けパターン(パティーン)についてみていきましょう。
まず、昨日のツイートにインプレッション下さった皆様ありがとうございます。いつも全ての皆さんに反応できるわけではないですが、リプや引用RTは毎回ほぼ全て目を通しています。面白かった、ありがとう、こういう温かいコメントの数々で私の活動は成り立っています。いつも本当にありがとうございます。
・・・ということでまた脱線してしまったので話を戻しましょう。地区ごとに見ていきます(B1だけですが、ご容赦ください)。所属地区確定チーム、未確定の枠の数、所属候補チームの条件をまとめてみました。
東地区
確定⇒北海道、仙台、秋田、茨城、宇都宮、群馬
未確定⇒2枠
候補⇒福島、越谷、A千葉、千葉J、A東京
福島、越谷、A千葉の東地区所属条件
⇒B2PLAYOFFS2023で青森を除く上位2チームに入ること
千葉Jの東地区所属条件
⇒福島、越谷、A千葉の内、1チーム以下がB2から昇格すること
A東京の東地区所属条件
⇒福島、越谷、A千葉が、すべてB2に残留すること
中地区
確定⇒SR渋谷、川崎、横浜BC、信州、三遠
未確定⇒3枠
候補⇒千葉J、A東京、新潟、富山、三河、FE名古屋、名古屋D
千葉Jの中地区所属条件
⇒福島、越谷、A千葉の内、2チームがB2から昇格すること
A東京の中地区所属条件
⇒福島、越谷、A千葉の内、1チーム以上がB2から昇格すること
新潟、富山の中地区所属条件
⇒B1に残留すること
三河の中地区所属条件
⇒滋賀がB1に残留し、西宮、佐賀、長崎、熊本がすべてB2に残留すること
or
⇒滋賀がB2に降格し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、1チーム以上が昇格すること
FE名古屋の中地区所属条件
⇒滋賀がB1に残留し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、1チーム以上が昇格すること
or
⇒滋賀がB2に降格し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、2チームが昇格すること
名古屋Dの中地区所属条件
⇒滋賀がB1に残留し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、2チームが昇格すること
西地区
確定⇒京都、大阪、島根、広島、琉球
未確定⇒3枠
候補⇒三河、FE名古屋、名古屋D、滋賀、西宮、佐賀、長崎、熊本
名古屋Dの西地区所属条件
⇒滋賀がB1に残留し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、1チーム以下が昇格すること
or
⇒滋賀がB2に降格し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、2チームが昇格すること
FE名古屋の西地区所属条件
⇒滋賀がB1に残留し、西宮、佐賀、長崎、熊本がすべてB2に残留すること
or
⇒滋賀がB2に降格し、西宮、佐賀、長崎、熊本の内、1チーム以下が昇格すること
三河の西地区所属条件
⇒滋賀がB2に降格し、西宮、佐賀、長崎、熊本がすべてB2に残留すること
滋賀の西地区所属条件
⇒B1に残留すること
西宮、佐賀、長崎、熊本の西地区所属条件
⇒B2PLAYOFFS2023で青森を除く上位2チームに入ること
4.まとめ
間違ってたら教えてください。