防災豆知識 災害時の連絡方法
みなさま
プラス・アーツ神戸事務所の坂本です。
そろそろ1月も折り返しとなりまして、皆様も本腰入れてお仕事や学業に取り組んでらっしゃる頃ではないでしょうか??
昨年は地震に豪雨、台風・地震が立て続きに起こり、いつも全国のどこかで災害が起きているような1年でしたが、今回は今一度「災害時の連絡方法」についてお伝えしたいと思います。
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あなたには何種類の連絡方法がありますか?
電話番号、メールアドレス、Facebook、LINE...と普段から様々な方法で連絡をとっていますよね。最近だと相手のメールアドレスを知らないということもあるのではないでしょうか?
大きな災害が起こるまずは自分の安全を確保し、目の前にいる守るべき大切な人やペットを守る人が多いと思います。
でも、大切な人が目の前にいないときは…?
...もちろん、連絡をとって無事か確認したくなりますよね。
ですが、災害直後は固定電話はもちろん、携帯電話も回線や基地局の被害、停電や救急など重要な通信を優先するために通話規制がかかったことにより音声通話はつながりにくくなってしまいます。
「じゃあ、どうやって連絡とればいいの?」
そんな皆さんの声が聞こえてきそうです笑
下記に連絡方法を載せました!皆さんはいくつ知っていますか?
●171(災害用伝言ダイヤル)
☑固定電話から登録・再生できる
☑音声で伝えられる
阪神淡路大震災で5日間も電話がつながらない状況が続き、開発のきっかけとなった災害時に声で安否情報が伝えられるサービスです。
録音時間は30秒/件で登録件数は災害規模によって変わります。
参考URL
▶NTT西日本
▶NTT東日本
※パソコンは「web171」
●災害用伝言板
☑各キャリアのスマホに標準で入っていることが多い
☑ガラケーでも使用可
☑普段家族割引を登録していれば一斉送信できることも
各キャリアがWeb171やGoogleの「パーソンファインダー」と連携しているので、被災地外から検索することに向いています!
参考URL
■ドコモ「災害用伝言板」
■au「災害用伝言板サービス」
■ソフトバンク「災害用伝言板」
●ソーシャルメディア
☑手軽に登録できる
☑電話番号やメールアドレスを知らない人に送ることができる
参考URL
■Facebook「災害時情報センター」
■Google「パーソンファインダー」
■LINE
他にも被災地外から往復はがきを使用したり、Skypeで音声電話をしたり様々な方法が考えられます。
災害時に大切な人と連絡がつかなければ、連絡が取れないような危ない状況なのかもしれないと思い、自分の身を危険に晒しても助けに行ってしまうかもしれません...。
ですが、事前に正しく準備をしていれば、災害時でも相手の安全を確認して安心すれば、冷静に行動することができますよね。
(※もちろん、津波や水害のように一刻を争う状況であれば、相手を信じて逃げることも大切です。)
体験期間のお知らせ
171(災害用伝言ダイヤル)と災害用伝言版は大きな災害が起きなければ普段は使用することは出来ませんが、体験できる日が決められています。
その他にも各自治体の防災訓練などで使用できることもあります。
【体験利用日】
毎月1日及び15日 00:00~24:00
正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
[引用] NTT西日本「体験利用のご案内」
来週の月曜日までお持ちの携帯やパソコンで体験することができます。
試しに「1」「7」「1」と電話をかけてみてください!
普段から電話がつながらなければメールするように、
1つだけではなく複数の連絡手段を準備して、連絡をとりたい大切な人と使い方を確認しておいてくださいね。
あなたは ”大切な人と” 何種類の連絡手段がありますか?
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう~!