GUCCIを再建させた男、トム・フォード
トム・フォードは、
1962年にアメリカのテキサス州のオースティンという街に生まれました。
10代の頃には、ニューメキシコ州のサンタフェで過ごし、ニューヨーク大学に進学します。
美術を専攻して俳優を目指して日々勉学に励んでいました。
在学中から、俳優になるべく一足先に俳優業を進めていたトム・フォードですが、転機がきます。
俳優業の傍らでアートに触れていて良く美術館に行っていたそうですが、
1986年にパーキンソン大学で建築を学ぶために編入をします。まさにこのタイミングでトム・フォードは俳優業からデザイナーとしてファッション業界に興味が移ったようです。
元々興味はあったようですが、色々な可能性を持つ彼の興味は、ファッションへと移ったようです。
1990年、彼はグッチでレディースウェアをデザインするようになります。
その頃のグッチは業績が思わしくなく、血族間のトラブルが起こるなど色々な問題を抱えていました。
1994年には、トムフォードがグッチのクリエイティブディレクターになります。
そして、グッチのファッションの路線を変更し、クラッシック系からモード系にするようにしました。
その後、彼の手によって新たなグッチブームが世界中で巻き起こります。
就任当時、2億ドルぐらいだったグッチの商品の売り上げは、な、なんと30億ドルまで引き上げられました。
こうして、トムフォードは、グッチを世界中で第三位の人気を誇るブランドにしました。
それから、グッチはイヴ・サンローランを吸収したため、イヴ・サンローランのコレクションも彼が手掛けるようになりました。
2004年には退任し、2005年になると
独自のトムフォード社を設けています。
彼は、その後もメンズファッションを主にデザインしながら、活動を続けてきました。
そんなトムフォードは、2009年に映画「シングルマン」の監督としても活躍しています。
ブランド「トムフォード」の特徴は、時代を超えたスタイリッシュなアイウェアなどを提案しています。
特にサングラスは、本当に根強い人気を持つアイテムで当店PLUSALPHAでもタイミングが合えばセレクトしています。
クラッシックからモードへとイメージを変えた彼がその後世界を巻き込むムーヴへとなった、、、その片鱗がサングラスにもわかりやすい表現で出ていて、美に対する彼の哲学が現れているアイテムだと思っているから、です!