Feedbackありました
1学期のFeedback(成績)返ってきました。授業態度は良い方だと思うのですが、レポート100%なので、関係ありません。提出するときは、アセスメント番号なるものを記載して匿名で評価されます(Personal Accademic Tutor:PATは構成読んでいるので、どこかで見たなと思うのではないかと思いますが)。
日本だと、A+ABCDFとか、優良可不可になるかと思います。イギリスは、Distinction、Merit、Pass、Failです。UoCはこんな感じです。↓
DISTINCTION: 90- 100%
DISTINCTION: 80-89%
DISTINCTION: 70-79%
MERIT: 60-69%
PASS: 50-59%
FAIL: 40-49%
FAIL: 30-39%
FAIL: 20-29%
FAIL: 10-19%
FAIL: 0-9%
世間の日本人留学生の皆さんはとても優秀ですが(Distinctionありました!とか書いている人多いですよね、格好いい・・・)、私はPASS(のMeritに近い方)でした。今回はMeritを目指していたので、あともう少し・・・!と思うと悔しくはあります(今日はふて寝します)。
とはいえ、日本の院と違っていいなと思うのは、ただ成績が点数になって返ってくるのではなくて、コメントが添えられているところです(なので、成績ではなくて、Feedbackと呼ばれるのでしょう)。コメントを見ると、出す前に自分で<ここはちょっとあれやな・・・>と思っていた箇所(お作法の部分と、文字数が足りなくて書き切れなかった部分)への指摘ばかりだったので、<ええ、ええ、おっしゃるとおり>という感じです。面白かったのは、アメリカ英語のスペリング(~lizeと~liseの違い)が1箇所混じっていたことへの指摘です。めっちゃBritish(笑)。自分でも気をつけているつもりで、かつAIを走らせてはいたのですが、AIのやつが見落としやがったようです。次回は目を皿にしてチェックします。
さらに、コメントには改善点だけでなく、良かった点も含まれています。長短両方含まれているのが欧米だなぁなどと思いました。嬉しかったのは、これまで勉強してきたこと(対象関係論)をアートセラピーとを結びつけられていること、そして、しっかりリサーチをしたことがわかる、とあったことです。リサーチをちゃんとするのは当たり前のことですし、他に褒めるところがなかったからかもしれない(笑)ですが、それでも、これまでやってきたことを見てもらえた、というのは少し報われたように感じます。
この仕事はゴールなく勉強をしつづけなければならず(勉強を続けること自体は良いのですが)、知識お化けみたいな人に知識でぶん殴られるようなことが起きたり、100やって1報われるか報われないか(※ここでの「報われる」は、臨床で役に立つかどうかという意味)ということも普通にあるので、時々、本をそっと閉じて、また本を開くのを繰り返しています。なので、こういう部分に目を向けて「ちゃんとやっているのがわかるよ」と言ってもらえるのは嬉しいことです。あれです、見えない家事に気づいてもらえるのと同じ嬉しさですね。
まあそんな感じで、今晩はふて寝しますが、明日からはまた予習と、次回の課題(今度はシステマティック・レビューを書くこと、アートセラピーを他職種にプレゼンする設定での原稿とリーフレット作り:実際にプレゼンはしない)に向けてちまちま準備を始めていく予定です。何せ私は時間がかかる人なので。考えたら目眩がしてきました。