2023マレーシア親子留学視察旅行記(3日目)
どうも、タジです。
昨年の夏休みに私と海ちゃん(当時小2)の2人で行ったマレーシア視察旅行の3日目をまとめます。
この記事がマレーシア留学を検討しているご家族の参考になれば幸いです。
誕生日の朝
7月25日(火)
7:00
今日も朝食はこちらのカフェ。
実はこの日が私の誕生日。
まさか娘とマレーシアで迎えることになるとは、夢にも思っていませんでした。
さて、今日からいよいよ最大の目的である学校視察スタートです。
全部で回るのはたったの3校。それらを紹介する前に、わが家の学校選びのポイントを参考までにお話します。
学校選びの基準
マレーシアには180を超えるインターナショナルスクールがあり、学校選びは悩みの種。
やみくもに調べてはいくら時間があっても足りないので、フィルタリングをした結果数校に絞られました。
フィルター①エリア
私たちは田舎暮らしが長くクアラルンプール(KL)は都会すぎて疲れるし、常夏の国にいて海を感じられないのもイヤなので、ペナンを選びました。
KLに比べて学校の選択肢は少ないですが、学費はKLに比べてリーズナブル。住居費も同様に安いのでコスパの面でも優れています。
フィルター②認証評価
我が家では祖父から教育資金一括贈与を受けています。
祖父から孫に非課税で教育資金を贈与できる制度ですね。
インターナショナルスクールの場合、国際的な認証機関に認証された学校でなければ対象外になるため、WASC、ACSI、CISのいずれかの機関に認証された学校から選ぶ必要がありました。
フィルター③学生ビザ
学生ビザが取得できる年齢は学校によって異なります。
娘は問題ありませんが息子は入学時点で3歳なので、この年齢に対しても学生ビザを申請できることが必須でした。
これらのフィルターを通し、さらに私たちが住みたいエリアからスクールバスで20分圏内で絞ると、もはや2択!
ということで今回はその2校に加え、単純に興味がある学校にもおじゃまさせていただきました。
学校のフィルタリングに役立った情報サイト
Dalat International School
最初に訪れたのはDalat International Schoolです。
ペナンで唯一のアメリカンスクール。
ネイティブ講師率が高く、生徒もアメリカ人が多いのでとても人気の高い学校です。
私の教育方針についてまとめた記事がありますが、子どもたちはリベラルに学べるアメリカ式カリキュラムで学ばせたいと考えています。
8:20
コンドミニアムを出発してバスで向かいました。
8:43
Dalat到着。
セキュリティは何も聞いていないという素振りでしたが無事に通過。
そして受付スタッフに9時に予約している旨を伝えると、なぜか鼻で笑われ嫌な気分に…。
その後、メールでやり取りしていたアドミッションズオフィスの方に校内を案内していただきました。
ちなみに写真撮影はNG。「写真はHPで見れるから」と言われました…。
私が英語が分からないでいるとあきれた態度を取られたりと、受付時点からスタッフの態度に疑問を感じましたが、まだこれが一校目。
日本レベルのおもてなしを期待するほうが間違っていると自分に言い聞かせることに。
そんなスタッフの態度にもんもんとしながらも、初めての海外の学校に私も海ちゃんも興味津々。
この写真のフェンス裏はすぐに海で、ロケーションもとても素晴らしかったです。
ポイント解説
※私の聞き取りが間違っている可能性もあるので、参考程度にしてください。
毎日キリスト教の授業がある
中国語の授業はない
プールがない
セカンダリー校舎建設中(2024年度完成)
英語力がないと入学できない
リベラルな学びができ、アメリカ人が多い環境はとても魅力的でしたが、残念ながら今の海ちゃんの英語力では入学不可。
それは事前に知っていたので、将来的な転校も視野に入れての今回の視察でした。
ちなみにセカンダリーの校舎は無事に完成したみたいですね。
9:30
Dalat視察終了
Stonyhurst International School
続いて向かったのが2022年に開校したばかりのピカピカのキャンパスが魅力的なStonyhurst International Schoolです。
9:34
Dalatをバスで出発。
9:54
Stonyhurstのすぐ目の前にあるショッピングセンターLotasにて時間をつぶしました。
10:30
Stonyhurst着。
2022年に開校したばかりのピカピカの学校です。
Tanjung Tokongというペナン留学している日本人に人気のエリアに立地していて、私が宿泊したコンドミニアムからも歩いて通える距離にあります。
この学校にすればスクールバス代が浮きますし、自家用車を持つ必要性もほとんどなくなるので、生活費を抑えることができそう。
こちらのセキュリティは私たちの名前を把握し、服装もピシッとしていて好印象。
ご覧のとおり私立大学並のオシャレなキャンパスにド肝を抜かれました。
校舎からは海が見え、課外活動にマリンアクティビティも今後導入予定とのこと。おしゃれすぎる…
ポイント解説
※私の聞き取りが間違っている可能性もあるので、参考程度にしてください。
きれい
立地抜群
日本人に人気が高い
アクティビティが充実
生徒の日本人比率が高め
開校間もない学校はまだ色々と中身が不安定だったり、スタッフの入れ替わりが激しかったりするという話を耳にしますので、そこは多少なりとギャンブル性があると感じました。
口コミも少ないので情報も集めにくいですしね。
ただし、あのキレイなキャンパスを見ちゃうと、そういうデメリットも吹き飛ぶインパクトがありました。
11:00
Stonyhurst視察終了
Lotasで昼食
11:15
Lotasのフードコートにて早めの昼食にしました。
ここのフードコートは店舗数も多く安くていいですね。
コンドミニアムからも近いしとてもありがたい。
スタバで誕生日のお祝い
昼食後、宿泊先で少し休んでから海に出かけてきました。
目的はパラセーリングでしたが、その前に海の目の前にあるスターバックスで私の誕生日を祝ってもらうことに。
14:08
バスに乗ってリゾート地で有名なバトゥフェリンギへ(2人で約90円)。
14:44
スターバックス着。
「海が見えるスタバ」ってことで有名でしたが、実際は外の席は暑すぎて誰も座っていませんでした。
外の席からのながめも、フェンスがあってそこまで良いってわけでもなかったですね。
でも久しぶりに飲んだブラックコーヒーはめちゃくちゃおいしかったです。
こちらのコーヒーは基本あまいので。
パラセーリング初挑戦
スターバックスをあとにし目的のパラセーリングを目指し海辺を歩きました。するとすぐに客引きが。
海の航空写真とその中心を囲む丸い円がいくつもあるパネルを見せてくれました。
どうやらこの円が大きいほど料金があがり、航空範囲が広くなり長く楽しめるという料金体系のようです。
とりあえず金額だけ聞きほかにも業者がいるかもしれないのでスルーしていたら、一番安い金額で広い範囲にアップグレードするからと言われ、炎天下の砂浜をずっと歩くのも疲れるのでOKしました。
ロッカーに荷物をあずけ、鍵は首からぶら下げます。
念のためメガネもはずし、ハーネスをつけていざフライト!
料金は2人乗りでRM350(約11,550円)。
飛行範囲は何Kmだったか忘れましたが10分弱は飛行していました。
今回のペナン滞在で最も高額な支出でしたが、なかなか体験できることではないので私的には大満足。海ちゃんとのステキな思い出ができました。
終わったあとも海でしばらく遊ぶ海ちゃん。
ちなみに海はきれいではないので、あまり泳いでいる人はいません。
私が疲れ果ててベンチで横になってたら、ボブサップみたいなスタッフと水かけ合って遊んでいた…。たくましすぎる。
ロッカーに荷物も入れっぱなしにできたし、シャワーも貸してもらえたのでとても助かりました。
ロングビーチカフェで夕食
18:20
夕食はビーチから大通りに出たところにあったロングビーチカフェへ。
カフェという名のただのホーカーです。
少しばかり観光地価格でしたが。
ペナンには本当にそこら中にホーカーがあって、朝はやくから夜おそくまでやっているところもあり様々。
自炊するよりも外食する方が安いというのを聞いたことがありますが、きっとホーカーで食べることを前提に言っているんでしょうね。
それほどこのホーカーはローカルの人たちの生活に密接していて、いつも多くの人でにぎわっています。
観光客にとっては少し入りにくい雰囲気はあるかもしれませんが、店員さんはとてもフレンドリーなのでぜひ気軽に行ってみてください。
さいごにトラブル
そして、またしてもさいごにやらかしてしまいました。
ヘトヘトのからだで帰りのバスを降りたときに気づいたのです。
プールバッグがないことに!
やっちまった…。
ホーカーの椅子に置きっぱなしにしてきた。
明日はウォーターパークに行く予定で、すでにチケットも購入済み。
水着がないのは死活問題です。
疲れはててグズる海ちゃんを説得し、夜も遅いので急いでGrabで先ほどのホーカーへ向かいました。
頼む!あってくれ!ぬれた水着なんてだれも盗まないとは思うけど。
そう願いながら、移動中にふと思いました。
プールバッグがあればすぐに帰れるので同じGrabに乗って帰れないかな?
最短で帰るためにはそれがベスト。
でもGrabは自動的に運転手を見つけるから、指名はできないんじゃ?
そこで運転手さんに相談したところ、こまかいやり方は忘れましたが、なんと目的地を変更するという方法で往復で乗れるということを教えてもらいました。
どうやらこの方法、たとえば友だちを乗せて途中で友だちを家に降ろしてから自分の家に向かうなど、複数の目的地を設定する場合にも使える方法みたいです。
思わぬトラブルからGrabの便利な活用方法を知ることができました。
(やり方は忘れましたが)
かくして、水着はホーカーのおばちゃんが預かってくれていて無事に同じ車に乗ってかえってくることができました。
20:26
コンドミニアム着。
濃い一日だったぜー。
3日目終了
今回、私の仕事の都合で学校の長期休暇中での視察になったため、普段の様子などが見られなかったことが残念でした。
授業の雰囲気、先生と生徒の距離感、多様性など、生徒がいることで得られる情報もかなりあるため、都合がつく方は、ぜひ学校がお休みじゃない日に行ってみてください。もちろん事前予約は必須です。
さぁ、早いもので明日がペナン最終日(5日目は移動日なので割愛)。
前回の投稿からかなり開いてしまいましたが、なんとか最後まで書き切ろうと思います。
それでは。