好印象な話し方(声と表情を知る)
こちらの記事を開いてくださった皆さま、ありがとうございます!
自分の魅力を活かし、日々を思う存分幸せに過ごす印象つくりのコツを
発信しているkimie kobayashi と申します。
今回も引き続き好印象な話し方について。
今日は印象の良い話し方のポイント「技術編」の2つ目
・自分の声や表情は相手にとって心地良いものか客観視できる
についてお話しますね。
普段、自分の声や表情に意識を向けながら話していますか?
どんな声が良くて、どんな声がダメというお話ではなくて、
「自分の声を知っていますか?」
「場所や話す相手、自分の立場に合わせて自分の声を調整できますか?」
ここがポイント!
先日カフェで打ち合わせをしていた際に、
オシャレなマダム達が隣のお席にいらっしゃいました。
一人二人とお友達が集まっていらしたようで、華やかなお席になり。
その後5分もすると、華やさは賑やかさになり、
更にお話に花が咲き楽しそうな笑い声とともに声のボリュームがズンズンっ!と
大きくなっていきました。
こちらは打ち合わせの話が聞こえずらくなって苦笑い、、、
その後急に静かになったので、マダムのうちの誰かが注意していたのかもしれません。
ついつい楽しい場所では、声が大きくなって周りへ迷惑が、、、
という事になることも。
また、一緒にいたお友達の中にも内心困ったなぁと思っていた人がいたかもしれませんよね。
逆に話す相手の方に「あ、もう一度お願いできますか?」と、
よく聞き返されるという方もいらっしゃいますか?
実はこれ私もその一人です。
自分ではちゃんと声を出しているつもりなのですが、
お相手まで届いていないということがしばしば、、、かれこれ学生の頃からのコンプレックスでもあります。
小さな声、ボソボソと話す声は、時にお相手をイライラとさせてしまう可能性も。
場所と相手によって自分の声のボリュームを調整できることも、
印象の良い話し方に必要なポイントです。
今は少し小さくとか、ここでは少し大きくしたほうがいいかなと
頭の中にボリュームのつまみを持っておきましょう。
また、声の大小と並んで、声のトーンとスピードも大切です。
声のトーンとスピードの組み合わせの印象を簡単に表現すると、
こんな感じ。
声が高く・ゆっくり・・・ 柔らかく癒される印象
声が高く・速い ・・・ 明るくエネルギッシュ
声が低く・ゆっくり・・・ 落ち着きと優しさ
声が低く・速い ・・・ 信頼感や明晰さ
私の場合、普段何気なく話している時の声は、
「声は小さめで高く、ゆっくりとした話し方」です。
お友達とランチをするような場合は問題ないのですが、
講師として壇上に立つ場合には、そのままでは頼りなく自信がなさそうな
印象になるかもしれません。
聞いてくださる方に声がしっかり届くように声を少し大きく、
また安心して聞いていただけるプロらしさが出るように声を少し低めに話すよう心掛けています。
普段の自分の話し方を録音して聞いてみると、
ほぼほぼ全員の方が驚かれます。
こんなに早口? 高い声で驚いた!などなど。
自分の声がお相手にどのように届いているのか自分の声を把握することで、
客観的に自分の声を聞き、シチュエーション、話す相手、そしてその時の立場によって、より相応しい声に調整することができるようになります。
次に表情についてのポイントに行きますよ。
声と同じように、自分の表情も客観的に知るのは難しいものです。
私は20代から30代後半まで客室乗務員として仕事をしていました。
新人の頃はそれはそれはよく怒られたのですが、
その時に「ヘラヘラしてるんじゃない!!」と更に叱られたことがありました。
上司に注意を受け、こちらはヘラヘラどころか深く反省の気持ちを述べていたにも関わらずです。
人は話している相手の心情や感情を、言葉よりも表情で判断していることが多いと言われています。
「とっても嬉しい」と、感謝を伝えるシーンで
表情が固い、笑顔がなかったら言われた相手は、
本当に嬉しいの???と、疑問を感じてしまうのです。
前述の私のエピソードも同様で、
表情が引き締まっておらず
恥ずかしさからヘラヘラしてしまっていたのかもしれません。
反省の言葉を述べていても、上司にはその場しのぎに見えていたのでしょう。
自分が話す、また相手の話す内容に相応しい表情ができているか。
表情を管理することは印象の良い話し方の大切なポイントの一つとなるのです。
自分の表情は当然のことながら、鏡でしか見ることしかできません。
自分の真顔
自分の笑顔
自分の嬉しい顔
自分の悲しい顔
自分の怒った顔
例えば笑顔なら、
写真を撮った時に、もっと笑っていたつもりだったのに、、、と感じたことがありませんか?
これくらい口角を上げたらこんな笑顔になっているな。
真剣な話を聞く時には、口元をしっかり結んでおこう。など
鏡を見なくても自分の表情を想像できるように。
自分の声も表情も、客観的に見ることを習慣にしてみると、
よりコミュニケーションを深めていくことができる話し方になります。
結果、もっと話したいと感じる話し方に。
声や表情は皆さんそれぞれに素敵な個性があります。
客観的に自分の声や表情を知り、
その個性を印象の良い話し方に上手に活かしていきましょう!
次回は印象の良い話し方のポイント「技術編」の最終回
・簡潔に話せる
についてご紹介したいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♡