劇団きのこ牛乳『鬼跡-キセキ-』稽古場日誌㉑
劇団きのこ牛乳 第13本目公演
『鬼跡-キセキ-』稽古場日誌
「You can't ruin a stew」
21皿目 気力と体力
稽古も残り今回合わせて3日。稽古も続いており、だいぶ疲労も溜まって来た。
この時期は誰しもこうだ。若くても歳いってても変わらない。
ココからだ。
疲れてるから、なんて言い訳は効かない。
本番だって、4日間6公演。そのための稽古なのだから。
シーン稽古をこなす。演出家さんは流れを会話を重視するので長めのシーンを返す。
今日は全員揃ってからは特に。
見たいシーン、気になってるシーンをじっくり見る。
基本ダメは少ないが、それでも絶対ダメな所は見逃さないし的確にアドバイスをくれる。
前はこうだったが、今回は前と違う演出が来るのは、次の段階に移行したのだろう。全体的にこれがやれると演出家が見たのだろう。
確実に全体的なレベルは上がっている。
今回は会話劇。しかも細かい情報や感情が幾重にも重なっている。
それ故に簡単に短く切るコトは出来ない。役者的には短めの通しを多くやるので、疲労もある。だが、作品上仕方がない。
会話の流れが大きく変わる所でないと切れないからだ。
そして通し稽古へ。
私的にはミスがあったが、後半の繋がりは得るものがあった。だからこそ。ここに繋げるためにも、中盤のミスはダメだ。こ返しして、ミスを潰す。何故ミスるのかも分かっている。
このメンバーで、残り2日。
乗り切って小屋入り。
まとまって来たからこそ、今一度立ち返って。それが出来るのは今日の稽古しかない。
時間を掛けれるのも今日の稽古だけ。
明日の最終稽古に向けての、最後の微調整。
このメンバーで最後まで足掻きます。
