俺は見た 稽古場日誌③④
俺は見た 第5回公演
「僕らの城」稽古場日誌
未知の道
3本目4本目
言語化
こちらからの新年のご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。
今年も稽古場日誌、何卒宜しくお願い致します。
年末最後の稽古と、新年初稽古。
年が締まり、年が明けて。
稽古納めと稽古初め。
だがどうにもなかなか。
難しい稽古をしております。
何が難しいって、言語化するのがホントに難しい。
だから筆が進まず、でした。
今でもなんて言っていいか分からず。
やっているコトは、エチュードの延長。
エチュードっぽいシチュエーションでセリフを紡いでいく。
と書いても、どうもしっくりこず。
完全なエチュードを何回もこなしている訳ではなく、ホントにエチュードのようにセリフを重ねていく。
だから、毎回ほんの少し違うし、当然リアクションやタイミングも違うので、毎回違う風景に見えるが、セリフはほぼ台本通りに進めているので、シーンスタディとも違う感じ。
うーん、困る。
毎回新鮮に稽古出来る環境であるのは間違いないし、大ベテランの先輩と心強いベテラン女優さんとのトリオだから大きく新たなコトをやってもいいのかもしれないが、今の細かなエネルギーでの稽古でも成立しているな、ともなって。
まだ、本役が決まっていない所やなかなか全員が揃う稽古でもないので、そこも細かに難しいのだが、我々のシーンがどうやってより高度に作品に貢献できるか、はもっと先になりそう。
ホント豆腐のような柔らかさで、毎回稽古してます。
あ、コレか。コレかも。
豆腐のような柔らかで稽古。
固まっているようで、脆くもある。そんならもう少しゆらゆらしながらやってみるか。
揺らせ、揺らせ。
心と身体。
今年もありがたいコトに板の上に立てそうです。
が、コロナの第6波が来ているのでホントに先が分かりませんが、前向きに、慎重に、稽古を楽しみたいと思っております。
2022年4月21日~25日
@吉祥寺シアター
俺は見た 第5回公演
「僕らの城」
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