TOKYO笹塚ボーイズ「朝の気配」稽古場日誌②
TOKYO笹塚ボーイズ「朝の気配」稽古場日誌
「みんなとの景色の作り方」
顔合わせ
朝目が覚めた。朝の気配を感じるような早さではなかったが、珍しく早く起きた。
寝付きも珍しく良かったし、目覚めも軽やかだった。ホントに珍しい。新春初夢なんて悪夢だったしw
しばらく寝覚めの良さに浸りながら、思い出す。あ、今日顔合わせの日だ。
顔合わせの日は、独特な感覚なのが多い。緊張してるでもなし、それでいて心穏やかでもない、楽しすぎてヒャッハーしてもいなければ、泣きそうなほど不安に駆られるコトもない。
でも、いつも特別な感情。
「顔合わせの日だ」って思う。
お芝居が始まる日。
稽古期間から本番千秋楽まで、どの日が好きかと言ったら、やはり1番は顔合わせ。
これからお芝居を作っていく人達が初めて会う日。うん、好きだなこの日。
部屋に入る。
集まる人々。
緊張してる?
楽しみでいっぱい?
若い人多いな。
初めましての人だ。
え、俺?
楽しみで仕方がない。
ロの字のテーブルに貼られた梅﨑信一の名前。
参加出来るのを改めて確認。少し緊張してきた。
自己紹介の後、趣味特技や好きな映画小説の話を。
少しずつ場がほぐれる。
笑顔もみれる。
相槌が上手い主催川上さん。
ロの字の輪っかが、少しずつ繋がっていく感じ。
忙しい人もおられて顔合わせに全員揃わなかったが、このメンバーで、この作品を作っていく。
TOKYO笹塚ボーイズ
「朝の気配」
作演出/川上一輝
本日は読み合わせ無し。
みんなが仲良くなるようにとシアターゲームをアレコレ。
名前と顔を一致させながら。笑いながら。
その後座談会。
そやな、この話は後日譚で話そかな。
でもね、コレで場が一つになった。
気がした。
その後の懇親会はいつもの感じ。喋りまくり。
梅﨑信一
2020年2月TOKYO笹塚ボーイズ
「朝の気配」
1歩、踏み出しました。
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