lilac
カメラロールに眠る日々は
もう二度と戻らないみたい
黒板に意識を戻すけど
数学はわからない
時間を区切る音は遠い
想像は狭い教室を抜け出して
lilac 忘れないでいてほしいんだ
あなたの声まだここに残っている
lilac 忘れないでいてほしいんだ
普通に過ごした日常が特別だったなんて
今になって気づいたよ もう遅いよな
カメラロールを遡るけど
あの頃の僕たちはいない
隣の棟の屋根を見たら
鳥が等間隔に並んでた
赤いギターを持つ 音は丸く
遥か先 広い世界へと駆け出して
lilac 忘れないでいてほしいんだ
あなたの瞳 まっすぐで憧れたんだ
lilac 忘れないでいてほしいんだ
変わらないままじゃここにいられないなんて
前から気づいていたよ もう遅いよな
花ひらく前にお別れが来てしまったみたい
花かれた後もこの春は消えない
lilac 忘れないでいてほしいんだ
またいつか会えること信じているから
lilac 忘れないでいてほしいんだ
あなたの声まだここに残っている
lilac 忘れないでいてほしいんだ
普通に過ごした日常が特別だったなんて
今になって気づいたよ もう遅いよな
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