minamo

二人 青春の缶ジュースを 甘さに惑わされて
刺さる炭酸の槍を恐れ 嫌な予感がした

一人 無意味な街灯が 照らす田舎道
自転車をこぐ 足の重さを おぼえておきたいな

打ち明けてくれた 傷跡 癒せないけど
全部分かち合おう 雫が枯れるまで

水面を見ていた 心の青さを見透かす眩しさ
誰かじゃなくて あなたの心を救える音楽がしたいな
わたしはずっと奏でていくつもり 痛くても
あなたの音楽は特別 光っている

夜に 会話を反省しながら 落ちる 眠りのなか
朝は 綺麗すぎるから 苦手 もう起きなくちゃ

書き溜めていた言の葉 こぼれそうでさ
上手く笑えないのなら 無理することはないよ

水面を見ていた 心の脆さを鎮めた波音
誰かじゃなくて あなたの心を救える音楽がしたいな
誰よりずっと輝ける原石 持っている
あなたのこれからを わたしは見たかった

諦めたような 瞳が忘れられなくて
あなたの海の底を知らないのに

不器用すぎた あの日を思い返して泣きたくなったの
誰かじゃなくて あなたの幸せを願っているんだよ

水面を見ていた 心の青さを見透かす眩しさ
誰かじゃなくて あなたの心を救える音楽がしたいな
わたしはずっと奏でていくつもり 痛くても
あなたの音楽は特別 光っている

二人 青春の缶ジュースを 甘さに惑わされて
刺さる炭酸の痛みも 全部 必要だったの

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