Riumを使ってみた!デスクトップ型メタバースでの音楽配信にちょうどいいかも!
これまでにいろいろなメタバースに手を出してきましたが、そろそろ選択と集中というか、自分のホームとなるところをいくつか決めようかな、と考えています。今のところ候補はClusterとMY Vketですが、ここにきて新たにRiumも候補に挙がってきました。
後発のため知名度こそまだ低いですが、かなり良くできています。音楽配信的に魅力的なのは最初からワールドでステレオ配信できるようになっていることと(Clusterの場合は「サブ音声」というものを設置しないといけない。つまりはUnityで作った自分のワールドがなければいけない)さらに「標準品質ステレオ」に加え、「最高音質ステレオ」という設定ができることです。実際どの程度なのかは分かりませんが「高品質」ではなく「最高品質」と言っているぐらいですので、よほど自信はあるのでしょう。
また、「ライブオペレーター」という機能があり、
そこからワールドで流す映像や音楽をリアルタイムで操作できるのも魅力的です。
いまのところ映像は「スライド」「ビデオ」「チャット」の3つから選べます。ただ、問題なのは「ビデオ」はアップロードしたもののみで、しかも容量制限があるようです。手元のビデオをでトライしてみたのですが、恐らく容量オーバーでアップロードできませんでした(あとでやってみたところ88.7MBのビデオはアップできました。恐らく100MBが上限なのでしょう)。これがClusterのように「画面共有」できれば、リアルタイムで生成したVJビデオやYoutube上の動画が流せるのでいいのですが、これは今後のアップデートに期待しましょう。一方、音楽の方は81.8MBのものもアップできました。そしてここにアップしておくと今度はそれがワールドのBGMになるようです。恐らくですが、ビデオの方もBGMならぬBGV(バックグラウンドビデオ)として常に流れるようです。
ということで作ってみたのがこちらのワールドになります(入場したら前方へお進みください。ステージが見えてきます。音楽の読み込みにちょっと時間がかかり、音楽開始時に一周画面が固まる場合がありますが、数秒で直ります)。
また、このワールドを仕上げる前に試験的に配信してみた時の模様がこちらのビデオです(ビデオ自体はOBSスタジオから画面をキャプチャして録画したものです)。Clusterのようにイベントを立てることができるのも魅力の一つです。
ということで結論を言うとこのRiumかなりお薦めです。