「お出かけ演奏セット」を作ってみた!
まずはこちらをご覧ください。今回紹介する「お出かけ演奏セット」と使って録音録画した映像です。
私の場合、なぜライブハウスやクラブでの演奏ではなくメタバースや動画配信の形での活動をしているかというと、実は持ち出せないことはないのですが機材(というかPC以外は基本的にガジェットですが)が多々あり、また、配線が複雑というか面倒なので、自宅から演奏するにしかないからです。
でも、いつかはリアルの世界で演奏したいという夢というか希望もあります。ということで基本的に譜面台の上のみでセッティングできる「お出かけ演奏セット」というものを作ってみました。こちらになります。
譜面台の上には小型のDAPとipadとこれも小型のミキサーを置いています。
そして譜面台の支柱にアームを取り付け、使っていない旧型のスマホを取り付けました。電話機能は使えずアプリが使えるだけです(Wifiはつなげます)。私の場合、まずはベースとなる音源を作ってからそれに即興で音源を重ねていく、というスタイルなのですが、ベースとなる音をこのDAPからながし、とあるガジェット楽器(というか写真に写り込んでいるので分かる人には分かるはず)をスマホにつないでそれをさらにipadにつないでいます。つまりスマホの音にipadでエフェクトをかけるという形です。もちろん、アプリによってはそれもipad一台だけでできるのですが、今回使用するアプリがそのフォーマットに対応していなかったので苦肉の策でこうしました(でも、ipad自体既に旧型のものなのでそんなにパワーはなく、エフェクトとしてのみ使うほうが結果的には良かったようです)。そしてDAPの音とミキサーでミックスします。
ちなみに足元はこんな感じです。IK Multimediaの irig blue board(これもしばらく使ってなく眠っていました)はBluetoothでipadとつながっています。
ということで、改めてですが、このセットを使って演奏してみたのが上の動画になります。まだ慣れない部分はありますが、音はわるくない、というかかなりいいです。今回はオーディオインターフェイス経由でPCにつなぎましたが、それなりのアンプにつなげられれば、もっといい音が出るでしょう。
で、その高音質を支えているのがDAPの音源がMP3ではなくWAVであるということと、こちらのミキサーの性能ということになります。小型ながらノイズも少なくかなりいいです。ただ、唯一注文を付けるとすればここにヘッドフォン出力も欲しかった、という点だけでしょうか。また、USBーCを使っての給電となりますが、USB-Cコード自体はついていますが、コンセントに接続する部分はついていません。今回は、以前なんかの都合で買ったのですが、使っていなかったコンセント一体型のUSB-C電源を使いました。かなりパワーがある電源なのでそれもいい音の原因なのかもしれません。