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重工にして重厚!謎のテクノ集団「秋葉原重工」のサウンドを浴びてきた!
いつもあてにしているクラブ情報サイトのsonoさんで、あの「秋葉原重工」さんが関西に来るというので、行ってきました。場所は神戸の「RINKAITEN」というクラブで、私がこの店に行くのは今回で2回目です(もちろん「秋葉原重工」さんを体験するのは初めて!)。
さて、この「秋葉原重工」さんですが、イベント名なのかユニット名なのかずっと謎だったのですが、これを機にホームページを見てみたところ、さらに謎が深まりました。いわゆる架空の企業体として秋葉原重工を名乗っているのですが、ここでいう「役員」が固定メンバーかというとそうでもないようです。今回のフライアーを見ると、GuestはGuestで、Resident DJ & Live
に名前がいる人たちがメンバーなのでしょうが、さらに秋葉原重工(Akihabara Heavy Industry Inc)以外にも Akihabara housing Ltdという組織もあったりします。
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しかもこのイベント、3時から9時までと6時間もあります。所要があったので私が入れたのは5時半ぐらいでしたが、既に盛り上がっていました。ちょっと(というかかなり)見ずらいですが、こちらが当日のタイムテーブルです。
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私が入った時には、 Akihabara housing Ltdのお二人のDJが終わるころでちょうど本社?である秋葉原重工さんのAcidGelgeさんのマシンライブが始まる前でした。そしてこのマシンライブでいきなり土肝を抜かれました。やはりPCから出している音と実機から出している音では迫力が違います。まさに「重工」=「Heavy industry」という音でした。そして続くKURAYAMIさんは今度はまた一味変わってアンビエント風。秋葉原重工さんの幅の広さを見せつけてくれます。その後はGuestのMatomeさんですが、この人のライブも良かった。ステージ上の機材はよく見えませんでしたが、恐らく、Ableton liveのPushを使っていたのではないでしょうか。もうそうなら、Push遣いとしては日本でも指折りの人でしょう。そして最後にこれも正社員?のTakayuki Mamiya氏が1時間を超えるDJライブで締めてくれました。DJライブと言っても機材としてDJ機材を使っているというだけで、もはや「演奏」と言ってもいいものでした。
そして、今回特筆したいのは、Guest VJであるCRACKWORKさんの活躍です。恐らく6時間VJしっぱなしだったのでしょう。とにかく音楽にあった映像をばっちりと流してくれました。RINKAITENの場合、ステージ後方のコンクリート打ちっぱなしの壁の上に投影するのですが、それもいい!映像も含め最高のイベントでした(というか映像にもこだわるのが秋葉原重工のポリシー(企業理念)らしい)。是非、また関西でイベントを開いてもらいたいです!こんどは6時間ぶっ通しで聞きます。