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アマゾンプライムお薦めビデオ④ 158:あっち側じゃなくてこっち側の人には特にお薦め!『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』

敢えて数字を見てみると既に158ということで、これだけ映画評を書いてくると記憶がおかしくなってくるのですが、以前確かに『ベイビーわるきゅーれ』の1作目のことを書いていたつもりなのですが、探してみても見当たりませんでした(もしあったら、お許しください)。ということで今回お薦めするのはその2作目にあたる『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』です。

まあ、この作品、とにかくあっち系の作品(敢えて題名は言いませんが、この作品を観てもらえば分かるはずです)に対して「うーん」という思いを抱えていた方には特におすすめです。いわゆる「サブカル」を商品として消費していたあっち側に対し、こちらはサブカルでエンタメでありながら、且つ「そんな甘いもんじゃないよ」ということを見せつけてくれます(というか実はあっち側も「そんな甘いもんじゃないよ」というのが真のテーマなのですが)。なぜならこの映画の主役の女の子たちは「殺し屋」なのですから。

で、まあ、この二人がとにかくかわいくてカッコよくておもろい!そして強い!ということでもう言うことなしです。さり気に同性愛感もだしているところもいい!男性同士、あるいは異性間のバディものはありますが、女性同士のバディものでこれほどかっこよく且つおもろくさらにはセクシーに描いているものは珍しいのではないでしょうか。演じている髙石あかりと伊澤彩織はまだそれほど有名ではないかもしれませんが、今チェックしておいて損はありません。先ほど「セクシー」と書きましたが、いわゆるお色気要素をこの二人に期待しては期待外れでしょう。でも、この二人の関係性がなんとも「セクシー」なのです。そして今回のライバル役である兄弟を演じている二人もいい!弟役の濱田龍臣氏はこれで見事に子役時代のイメージを脱していますし、兄役の丞威こと岩永ジョーイ氏は本来ダンサーであるだけあって動きが凄い!とにかく、アクション映画としても傑作ですし、エンターテイメントとしても傑作です。さりげなく(というかさりげなくではないが)「新しい学校のリーダーズ」がでてくるのもいいし、主題歌も担当しています。

このシリーズ、恐らく今後もうしばらくは続くでしょう。事実3作目がもうすぐ公開されるそうです(追記:と思ったらTVドラマシリーズも決定していました!)。であれば、ここで1作目と2作目をしっかり押さえておいて損はありません。とにかくお薦めの一言につきるエンターティメント傑作です!。



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