男女の物語#50: 「おじ様、それは「コンコルドの誤謬(ごびゅう)」です」 経営にも応用できます
今回は「おじ様、それは「コンコルドの誤謬」です」について取り上げてみたいと思います。「コンコルドの誤謬」を恋愛に当てはめるとどうなるか試してみましょう(笑)。
「コンコルドの誤謬(Concord fallacy)」とはそもそもなに?
回答: それまでに費やした資金や労力などの見返りを得ようとして、かえって損失が拡大すること。語源:イギリス・フランス政府共同開発の超音速旅客機「コンコルド」に投資しすぎ、売れても投資資金を回収できなさそうなのにそれでも投資を継続し最終的に大赤字になったお話が元です。
これを恋愛に当てはめると?
とある少しお金持ちのおじ様が、とある女性とお酒がらみでお友達になりました。おじ様がデートに誘うとなんと「いいわよ。」の回答。
おーっと、有頂天になったおじ様、毎回デートに誘うと「このバック欲しいとか、あそこのレストランおいしいとか...」で大量の¥を消費中です。おじ様的には、今度こそ「彼女の部屋へ泊りに行くぞー」と気合をいれるのですが夢が全くかないません。
なぜでしょう? 第三者ならだれでもわかる通り彼女はおじ様の財布がすきなので実物はどうでもいいわけですね。
ただ、おじ様的にはすでに¥も大量に投資、後に引けない状態の「こんどこそ」-> ま、気持ちは「少し」分かります(笑)。
こうゆうのを専門用語で「コンコルドの誤謬」と言います。男性に関わらず女性版もあるかもしれませんね。 注意しましょう。
なお、対処方法ですが「苦しいかもしれませんが、後ろ髪を引かれるおもいで関係を断つのが正解」と思われます。 つまるところ、だらだら関係を続けていて進呈がないなら、意味なしで「次」を探すのがベストですね~。
経営なら、巨額を投資しても回収できないと分かった時点で感情を切り、投資を停止するのが傷跡を大きくしない、ということでしょうか。