恋愛 英語クラスの物語#52: 「愛している...じゃ、証明しなさいよ!」 アメリカ人の「旦那」は「腰抜け」では務まらない
今回は「愛している...じゃ、証明しなさいよ!」を英語で言ったらどうなるかについて取り上げてみたいと思います。
このやり取り、実は最近見始まった「バイス」と言う映画の中の夫婦喧嘩のシーンの一つです。この「バイス」と言う映画、実はあのジョージ・W・ブッシュ政権において副大統領に就任したあのチェイニーさんの若いころの物語です。かなり、興味深い内容です。 まさか、チェイニーさんがラムズフェルドさんのカバン持ちだとは思いませんでした。
それはともかく掲題の件: シーン チェイニーさん、酔っ払い飲み屋で喧嘩ー>警察に逮捕 -> 奥さんが引き取りへ -> 家に帰って来てからの会話(夫婦喧嘩)
チェイニーさん: I love you.
チェイニーさんの奥さん: Prove it.
(証明してよ!)
チェイニーさん: (沈黙)
チェイニーさんの奥さん: Can you change?(....)Am I wasting my time?
(あなた変われるの? (…)それとも、私は時間を無駄にしているのかしら?
と会話が続き、最終的に「変わらなければ、離婚」と宣言。 これによりチェイニーさんがまともになり、なんとラムズフェルドさん(ジェラルド・R・フォード政権にて6代目アメリカ合衆国大統領首席補佐官・21代目アメリカ合衆国国防長官・ランド研究所会長)のカバン持ちになり、結果的に副大統領まで出世するのですがら「He Proved it.」な訳ですね。アメリカ人の奥様の力の証明でしょうか? アメリカ人の「旦那」は「腰抜け」では務まらないと思った瞬間です。
なお、補足ですがインターネット説明による:題名の『バイス』には、バイス・プレジデント(副大統領)を指すだけでなく、「悪徳」「邪道」という意味もこめられている。この後半の意味は、意味深です。当時イラク戦争ニュースを追っていた私には「だよねー」と思います(しかも相当です)。