男女の物語(国際版)#11:「どうなっているの国際恋愛、どうしようもない話(どうみてもロマンス詐欺と思うのですが...)」
今回は「どうなっているの国際恋愛、どうしようもない話(どうみてもロマンス詐欺と思うのですが...)」についてご紹介をさせていただきます。
これはも~
とんでもない話なのですが、現在目の前に起こっている進行形のお話です。
とある日、別の現場から当方の職場と言いますかアルバイト先に一人のご73歳ぐらいのおじいさんが転勤できました。
現在の私の居場所はもう年金受給者の方ばかりで、別に驚くことはないのはないのですが、この方いつも「海外にいる子供に会いたい」というのです。
もともと、スーパー大企業出身だったので、子供が海外で結婚をして住んでいるのだと思ったのですが、これが信じられない話の始まりでした。
この女性とは、どうもフィリピンパブで出会ったらしいです。
実は、この子どもはどうもフィリピン人女性の連れのこどもで、そもそもこのおじさんとなんの血のつながりもなく、そもそも父親がだれかわからないのです。
それでも、愛情があれば問題ないと考えるのですが、この女性日本から強制送還され、日本に入国が(いまのところ)できないのです。
これでも、愛情があれば会いに行きたい気持ちがあればわかります。
ここまでは、大した驚くこともないのですが、話は当然ここでは終わらず、このお爺さんの相手はおそらく30代前後、ま、年齢差も関係ないご時世、年齢差事態にはおどろきもしないのですが、問題はこの女性に生活費を迫られ、以前は毎月5万円をフィリピンに送金しているらしかったのですが、現在はこの結婚の約束もしていない、女性に8万円も国際送金をしているのです。
だいたい、フィリピンのサラリーマンの平均給与は2-3万円なのに、5万円どころか8万円も送金をしているのです。
いったい、現地でなににつかっているのでしょう?
(現地の若い男に金をつかっているとしかおもえないのですが...)
日本価格に、換算するとだいたい10倍するとちょうどなので毎月日本の知らないお爺さんから80万円おくられてくるようなものです。
で、このおじいさんの昼食はインスタントラーメンや自家製サンドイッチでなおかつ、糖尿ときています。
つまり、歯も治さず、服も安物、食事はカップヌードルなのに8万円も血縁関係もなく、結婚の当てもない彼女に送金を行っているのです。
どう考えても、不自然ではありませんか?
せめて、結婚の約束でもしているのなら理解ですが、何もなしです。
しかも、父親不明の子供付。
平均給与が2-3万円のところへ毎月8万円の仕送り...?
だれがどう考えても騙されているとしか思えないのですが
やめられない送金。
なお、この送金はまだ続いています。
で、思うのですがこの8万円の価値とはなにか?
皆さんは、どう思いますか?
個人的には、令和の時代にこんな初歩的な国際ロマンス詐欺に引っ掛かる人がいるのは、驚きでもありました。
ただ、私Plotの一つの結論は、この老人はこの8万円で毎月生命力を買っているということです。 というのは、自分は食うや食わずなのに8万円も送金し、僕は海外の子供に会いに行く(相手はどう思っているかは別問題)という達成されるかわからない話をするときに、目が輝き、生き生きしているのです。
もしこの女性、(どうみてもロマンス詐欺のプロ)&子供に会いに行くという目標が無ければ、目も輝くこともなくよぼよぼになっていることを考えると、皮肉なことにこの詐欺女に生かされているという結論に達しました。
ま~ 詐欺でもこんな形で老人にエネルギーを与えているとは皮肉を感じます。
以上 Truth is stranger than fiction...のお話でした。
最終的にどうなるかは見当がつくのですが、落ちは知りたくないです。
Note: 途中で、送金料を増やしたのはおじさんの持ち金を減らし、飛行機代などを捻出できなくするためだとおもわれます。
結果的に、彼女は日本にこないでしょう。 なぜなら、日本での80000円がフィリピンでは800000円の価値になるからです。 なぜならフィリピンの物価はほぼ日本の1/10なので貨幣価値が日本の10倍になってしまうからです。 わざわざ、苦労をするために来日するともおもえません。 かつ、このおじいさん基本糖尿病ぽく、歳も歳なのでいきなり介護することになるリスクもあり、送金だけ毎月して生きがいを買うには少し高いかもしれません。