恋愛 英語クラスの放課後物語#73: 「NoticeとInformationの違い」
今回はいつも気になっている「NoticeとInformationの違い」についてみていきましょう。
日本で見ていると、混同している場合が多いですね。
たしかに、日本語に訳すとほぼ同じですが...
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ちょい、細かく。
NoticeとInformationは、どちらも「情報」を意味する英単語ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
1. 意味の違い
Notice: 何か新しいことや変わったことを知らせるための、比較的フォーマルな情報です。日本語では「お知らせ」「通知」「注意」などに訳されます。
例:
Notice of meeting: 会議のお知らせ
Job notice: 求人情報
Fire notice: 火災警報
Information: より一般的な情報で、新しいことだけでなく、すでに知られていることや、一般的な知識なども含みます。日本語では「情報」「知識」「説明」などに訳されます。
例:
Product information: 製品情報
Tourist information: 観光情報
Contact information: 連絡先情報
2. 用途の違い
Notice: 公告欄や掲示板などに掲示したり、メールや手紙で送ったりして、広く知らせるために使われます。
例:
会社の掲示板に社員募集のNoticeを掲示する。
新しい税制に関するNoticeをメールで送る。
Information: 書籍やウェブサイト、パンフレットなどで提供したり、会話の中で説明したりして、人に伝えるために使われます。
例:
新しいレストランの情報が載っているウェブサイトを見る。
店員に商品の情報を尋ねる。
3. 感情的なニュアンスの違い
Notice: 注意喚起や警告の意味合いを含むことがあり、必ずしもポジティブな情報ではありません。
例:
閉店Notice: お店の閉店のお知らせ
遅延Notice: 電車遅延のお知らせ
Information: 中立的な情報であり、感情的なニュアンスはあまりありません。
4. 例文
Notice:
There is a notice on the door that the office is closed today. (今日は事務所が閉まっているという張り紙がドアにあります。)
I received a notice from the bank that my account has been frozen. (銀行から口座が凍結されたという通知を受けました。)
Information:
I found some useful information on the company's website. (会社のウェブサイトで役立つ情報を見つけました。)
The teacher gave us a lot of information about the exam. (先生は試験に関するたくさんの情報を教えてくれました。)
まとめ
Notice: 新しいことや変わったことを知らせるための、比較的フォーマルな情報
Information: より一般的な情報で、新しいことだけでなく、すでに知られていることや、一般的な知識なども含む
Notice: 公告欄や掲示板などに掲示したり、メールや手紙で送ったりして、広く知らせるために使われる
Information: 書籍やウェブサイト、パンフレットなどで提供したり、会話の中で説明したりして、人に伝えるために使われる
Notice: 注意喚起や警告の意味合いを含むことがあり、必ずしもポジティブな情報ではありません
Information: 中立的な情報であり、感情的なニュアンスはあまりありません
補足
上記はあくまでも一般的な傾向であり、状況によってはNoticeとInformationの区別が曖昧になることもあります。
日本語では、「お知らせ」や「通知」などの言葉は、NoticeとInformationどちらの意味合いでも使われることがあります。
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