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恋愛 英語クラスの物語#1370:  「人生はCatch-22(どうにもならない事)であふれている」

今回は「人生はCatch-22(どうにもならない事)であふれている」を英語で言ったらどうなるかについて、見ていきましょう。

今回の一発表現:

Life is full of Catch-22.

で如何ですか? ネイティブには響くとおもいます。

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「Catch-22 」: どうやっても解決できない、抜け出せないジレンマ を意味する英語の慣用句です。

語源と意味

この言葉は、アメリカの作家ジョセフ・ヘラーの小説「キャッチ・22」から生まれました。この小説は、第二次世界大戦中のイタリアを舞台に、主人公の空軍パイロットが、上官の理不尽な命令や不条理な規則に翻弄される様子を描いています。

小説の中で「キャッチ・22」は、精神的に異常な状態にあると判断されれば任務から外れることができるという規則のことです。しかし、任務から外れたいと申し出ると、それが正常な判断であることの証明となり、逆に任務を続けなければならなくなる、という矛盾した状況を表しています。

この小説が大きな話題となり、この矛盾した状況を表す言葉として「Catch-22」が広く使われるようになったのです。

Catch-22の特徴

  • 循環論法: どのような行動をとっても、望まない結果に繋がってしまう状況。

  • 不合理な規則: 論理的ではなく、むしろ矛盾しているような規則や制度。

  • 抜け出せない状況: どんなに努力しても、その状況から脱出することが不可能な状態。

日常生活での例

  • 仕事: 「昇進するためには実績が必要だが、実績を出すには責任のある仕事を任せてもらわなければいけない。しかし、責任のある仕事は実績がないと任せてもらえない。」

  • 人間関係: 「彼と仲良くなりたいけど、そのためには話しかけなければいけない。でも、話しかけると嫌われるかもしれないから話しかけられない。」

まとめ

Catch-22は、単なる言葉遊びではなく、私たちの日常生活にも多く見られる、不合理で抜け出せない状況を表す言葉です。この言葉を知っておくことで、自分自身がそのような状況に陥った時、客観的に状況を把握し、解決策を見つける糸口になるかもしれません。

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今回の使い方: 給湯室の先輩女子社員と後輩女子社員

先輩女子社員: 「Catch-22、Catch-22」とかうるさいわね~ さっきから何なのよ?

後輩女子社員: Yes, Senpai. I suppose that life is full of Catch-22. I'm in the Catch-22 situation.
       (はい、先輩。 人生はCatch-22(どうにもならない事)であふれていると思うんです。 もう、どうにもならない状況なんです)

先輩女子社員: May I ask you "Why?"
                      (なぜなの?)

後輩女子社員: I came across three good looking guys at the same time.
         (偶然同時に3人のイケメンと出会ったんです)

当局、先輩女子社員、著者は関与しませんので、勝手にやって下さい~

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