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恋愛 英語クラスの放課後物語#51: 「Beyond the paleはどうして「常軌を逸した / 人や言動が社会の常識・範囲を外れて」という意味になるのか?」
今回は「Beyond the paleはどうして「常軌を逸した / 人や言動が社会の常識・範囲を外れて」という意味になるのか?」について取り上げます。
こちら先日取り上げた内容なのですが: ↓
本物語の読者の方は、英語に堪能な方、もししくは知っている方が多数なので
Beyond the paleは = 「常軌を逸した / 人や言動が社会の常識・範囲を外れて」
は、良いのですがどうして? もしくは「Pale」の意味を考えると、意味不明と思うかもしれません。
「Pale」の意味は、形容詞で「淡い、おぼろげな」、可算名詞で「柵、フェンス」という意味だからです。
そこで今回は「Beyond the pale」はどうして「常軌を逸した / 人や言動が社会の常識・範囲を外れて」という意味になるのか?
の理由を探りました。
結果:
冠詞 the が付くと
the pale :「範囲、境界」「支配者による管轄区域」
結果
beyond the pale :「範囲外に、境界を越えて」
ということで
イデオム的な意味では
辞書にも載っている「常軌を逸した、人や言動が社会の常識・規範をはずれて」という意味なります。
歴史的には、中世アイルランドにおけるイギリス領はその境界を柵や溝によって区切られ、区域外にある土地は未開の地であることを指し、特に the Pale と称される土地は完全にイギリスの法律のもとにあり、 その内側か外側かによって、土地の境目ということだけでなく、社会の常識やモラルの限度を表すような表現になったようです。
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