歌の物語#30: 「私には あなたがいると」 <ー この表現を変化させ、男性を一発落とし

今回は「私には あなたがいると」について取り上げます。 こちこちらは山口百恵さんの「走れ風と共に」の歌詞の抜粋です。

「私には あなたがいると」の歌詞を「私には あなたがいる」に変化させ、ぼそっと彼氏と二人の時に言ってみましょう。

「私には あなたがいる」の一言を虚ろで聞いた彼氏は奮い立つと思われます。

恐らく、真に受けて頭の中でシナプスが駆け巡り 

そうなのか~ じ~ん~ 

(俺/僕は)頼られている!!!

と考え、恋愛関係が膠着しているなら何らかの進展が期待できます。

そんな言葉だと思います。

「単純ですね~ 男って(笑)」

この歌詞の秘密は、当時若き女性である山口百恵さんが歌い、作詞が「千家和也(せんけ かずや)」さんなのです。

つまり、作詞の方が男性ゆえに「男性が女性にどういわれたら、男性の心を動かすのか?」と言うことを知り尽くした歌詞の設計となっています。

少し感情が昭和がかっていますが、令和でも通じると思います。

逆から考えると男性が女性に「私には あなたがいる」と言われて「あそ~」とか「そうなんだ~」というリアクションなら、彼はその女性を愛してはいない気がしますが、どうでしょう?

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