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225先物を簡単にトレードするためのチャート考案中(初心者でもいけるハズ)

友人から225先物の初心者でも、敗けにくい「誰でも分かる簡単システム」、また基本的な値動きの勉強ができるようなデイトレード用チャートを考えてみたらと言われて、考案中。
で原案がこれ。(画像クリックで拡大)
ピボットとかMACDも考えたけど、やっぱり誰でも使用するものを、どう設定するかが重要。他の証券会社のツールを初期設定のまま使っている人が多いと聞きますけど、理解しないまま使うなんて、怖くないのでしょうか。

1.15分足チャートに3本の移動平均線。12本、24本、48本なので、3時間、6時間、12時間になります。
2.これに12本(3時間)を中心線とするボリンジャーバンドの3σラインを追加する。(赤のボリンジャーバンド)
3.これに12時間平均線(緑)を中心とするボリンジャーバンドの2σ線(水色)、3σ線(オリーブ色)を追加。これは60分足で12本を中心線にしたボリンジャーバンドを15分足に表示する結果になるので、2つの時間枠を同時に認識できるしくみ。マルチタイムフレーム手法。

考え方は、15分足での3σが、60分足の3σ線を上回っている、または下回っている場合を、オーバーシュートと捉えるということ。
つまり2の赤のボリンジャーバンドが、3のオリーブ色のボリンジャーバンドを超えている状態。レンジ相場と考えられるときは、ここでエントリーして良し。

注意しなければならないことは”トレンド”

注意しなければならないことは、レンジではなくトレンドがある場合。上は4月18日の15分足ですが、ダウントレンドが確認できます。

1.各線の順番に注目する。ダウントレンドの時は、必ずこの画面の順番になる。(アップトレンドの時は逆順)そして水色-2σと-3σの間から中々抜け出れない。

2.問題はオーバーシュートと考えられる場面(B3マーク)が3回も出て来てしまうので、やられてしまう。特に2回目はエントリーしてしまう。

複数のインジケーターがどうしても必要

そこで確度を高めるために、他のインジケーターが何か示しているかを見るのですが、この場合は、RSIも%Bも2回目のB3マークを出してしまうので、やっぱりダメです。
結果としては78週線(金色の太い破線)で反転します。ここは直近高値からちょうど300円の下げ(青い丸付き髭のところ)。つまり最初からここが目標地点だったということです。

4/27本日のチャートも同じだった

上は先のチャートにAvgReceiverを使って、78週線がどの位置にあるかを表示しました。全く同じ。78週線でどんぴしゃり!

簡単にするのは難しい、、、

友人は「誰でも分かる簡単システム」が良いと云うのですが、ここら辺が難しいのです。なぜかと云うと、経験則では「ここまで来たら78週線まで多分落ちる」と、トレーダーの勘として思えるのですが、それを確率論で計算させるのは難しいんです。
移動平均線の場合もよくあるのが、”近接した移動平均線は2つとも抜こうとする事が多い”、”とりあえず1本目ではトレンド転換しない”など、経験から導かれる事なので、数式にできません。抜くか抜かないかは%で考えても意味は無く、ゼロイチなのです。
78週線で止まるかどうかの結果も、ゼロイチで現実として起きます。過去近々でここら辺で2回止まった事があったとして、今回も止まる確率は何パーセントかなんて考えるのは馬鹿々々しいです。それじゃあ10円玉の裏表の確率計算と同じです。でもトレーダーは今回も止まるとか、今回は抜くだろうとか。何故か確信できます。

実は1分足で出来高差を見ると、ゼロになる瞬間があって、つまり出来高の吸収が起きて、それで下げ止まり、次の瞬間大きな買いが入るというような現象はインジケーターで確認できます。なので、そういうインジを補助とする事はできるのですが、それじゃあ「簡単トレード(初心者でもいけるハズ)」とはならないじゃあないですかね。難し過ぎるでしょう。



トレードステーションのインジケーターを製作しています。 初心者の人でも使えるなるべく簡単で、役に立つインジケーターを目指してます。 オフィシャルサイト:https://plot1.site/