【台本】もしも黒崎一護と朽木白哉が地獄先生ぬ~べ~の世界に登場したら。
※今回の台本は、下記に記入した情報から考えたものです。
【黒崎一護(くろさきいちご)】
死神代行。滅却師(クインシー)と名乗り、虚を滅する力を持つ石田雨竜に勝負を持ちかけられる。石田雨竜と戦友になる。最終奥義「卍解」(ばんかい)を習得する。
斬魄刀(ざんぱくとう)の一段階目「始解」→斬魄刀(ざんぱくとう)との対話、同調が必要。
斬魄刀(ざんぱくとう)の二段階目「卍解」(ばんかい)→斬魄刀(ざんぱくとう)の具象化、屈服が必要になる。
「卍解」は、最終奥義。
【朽木白哉(くちきびゃくや)】
死神統括組織である、護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)六番隊長。一護と交戦。
※今回のこの台本では、一護と組んでいる。一護より偉い人として描く。
【ぬ〜べ〜(鵺野鳴介:読みは、ぬえのめいすけ)】
ドジ、真面目、正義感強い、イケメン、
かなりの人格者、あたたかさと厳格さを持つ。
生徒たちには、友達のように接せられている。意外と優柔不断。
お金は無計画。運動神経バツグン。
「俺の生徒に手を出すな!」というセリフは、有名。
【郷子】ぬ〜べ〜の教え子。教師となる。
〜ここから〜
この物語は、地獄先生ぬ~べ~の世界に、黒崎一護と朽木白哉が登場したらというものである。
ぬ〜べ〜:「俺の生徒に手を出すな!」
たとえ、妖怪がついていようと、こいつ(郷子)は、俺の生徒だ!
一護:そういうわけには、参りませぬ。
死神代行としての仕事キッチリさせてもらおう。
ぬ〜べ〜:いやだ。白哉(びゃくや)殿は、たしか死神統括組織の方でしたよね?
白哉:さよう。
ぬ〜べ〜:でしたら、彼(一護)に言ってください。郷子(きょうこ)に取り付いた妖怪は、わたくし、ぬ〜べ〜が「きちんと」始末します。
この鬼の手で。
(一護と白哉に鬼の手を見せる)
一護:白哉殿、いかが致す?
たしかに、こやつかなりの能力者。
そして、いのち惜しさに嘘をつくような輩(やから)には見えん。
むしろ、生徒のためなら、いのちを投げ出すタイプとみた。
白哉:たしかに。
一護:いかが致す?
白哉:そうさのぅ。今回は、やつ(ぬ〜べ〜)を信じて、やつに任そう。
一護:わかりました。
一護:おい!そこの!
ぬ〜べ〜:俺か?
一護:ああ。
一護:話は聞こえていたな?
ぬ〜べ〜:ああ。
白哉:では。そういうことだ。
しかし次、俺達が見つけたときは、容赦しない。
ここにいる黒崎一護(くろさきいちご)に最終奥義「卍解」(ばんかい)を使わせる。
よいな?
ぬ〜べ〜:ああ。わかった。
信じてくれてありがとう。
白哉:ふん。礼などいらぬ。
最善の策をとっただけじゃ。
一護、行くぞ!
一護:はい!
こうして、死神代行の黒崎殿と死神統括組織の朽木殿は、童守町から去っていった。
彼らが去っていったあとに残されたもの、それは形のあるものではなく、
人を信じるこころ、大切なものや人を護る(まもる)覚悟、やさしさと厳しさのバランスの大切さだった。
季節は真冬なのに、鵺野(ぬえの)のこころは、熱くやさしく柔らかかった。
【完】