生きる屍が満月の日に幸せになる覚悟を決めた話。#0001
ボクは障害者だ。そして引きこもりだ。
しかも中年で収入ゼロ。
普通、これだけの条件がそろっていたら
死のうかな・・・。となるのかもしれないが
ボクは臆病だから「死ぬことすらできなかった」
でも、働くことは出来ないがお金はないと
困るという矛盾を抱えながら
いつものように、ネットサーフィンとSNS投稿を楽しんでいた。
すると、一通のメールが届き、こんなことが書いてあった。
たかはしさま
はじめまして
私、新人発掘プロデューサーで作家の
版元 創と申します。
突然のメッセージ失礼致します。
実は、いま我が社から本を出してくれる方を
探しております。
しかしながら、中々この人だ!という人が
見つからずに困っていた時に、
たかはしさまの投稿を読み、この人ならと思い、
突然ではありますが、コンタクトをとらせて頂きました。
もし、たかはしさまが出版に興味がおありでしたら
返信いただけますと幸いです。
とあった。
このメールを読んだボクは震えた。
興味あるに決まっている。
けれど、金はない。
どうしよう・・・。
諦めるべきか?
と悩んだのも数秒。
気がついたらボクは返信していた。
そして、それに対する返事を待つことにした。
つづく
はじめましてたかはしあやと申します。 記事作成・キャッチコピー・タイトル付けを 生業としておりますが このままだと止めないと いけなくなるかもという位 金銭的に困っていますので、 サポートをしてもらえると 泣いて喜びます。 どうぞよろしくお願い致します。