「パ・リーグ スポーツ転職フェア by doda」を活用して実際に転職に成功した萱村さんの話
こんにちは!PLMキャリアです。
前回の記事でもお伝えしたとおり、「パ・リーグ スポーツ転職フェア 2023 夏 by doda」が今月26日に開催されます。
イベント概要は上のリンク先記事や特設サイトに掲載の通りなのですが、今回はスポーツ業界への転職について皆様によりリアルなイメージを持っていただくべく、実際に本イベントを通じて転職を成功させた経験者の方へのインタビューをお届けいたします。
弊社PLMことパシフィックリーグマーケティング株式会社にて、営業職をメインにご活躍中の萱村 修平(かやむら しゅうへい)さんです。
萱村さんは2年前の2021年秋に開催された「パ・リーグ スポーツ転職フェア 2021 by doda」を通じてPLMにエントリー、そして見事内定し、翌2022年4月に入社されました。前職での経験を活かした放映権やスポンサーシップの営業を軸としながら、多様なプロジェクトに意欲的に従事されています。
そんな萱村さんに、スポーツ業界での転職をテーマとした様々な質問にお答えいただきました。それでは以下、インタビューをお届けします!
Q. 本日はよろしくお願いします。
A. よろしくお願いします!
Q. 萱村さんは「絶対にスポーツ業界に行く!」という強い思いをもって転職されたとのことですが、幼い頃からスポーツ少年だったのでしょうか?
A. それが実を言うと全くそうではなくて、小学校時代は漫画クラブと将棋クラブに入っていました。4コマ漫画を描いたりしていたのですが、その時に読んだ『スラムダンク』の衝撃と感動がきっかけで、中学から急にバスケットボールを始めました。残念ながら全く活躍はできませんでしたけど、その後もNBAは熱心に観るようになりました。
Q. そんな萱村さんが40歳を目前にしてスポーツ業界への転職を志したのは何がきっかけだったのですか?
A. 大学卒業後は飛び込み営業などの新規営業を7年経験し、その後に10年務めた前職で映像サービスにおける営業企画やコンテンツ編成に従事し、そこで業務の一環でJリーグクラブと一緒にお仕事することになりました。具体的にはクラブのスポンサーという立場をテコに、いかに自社の収益事業に繋げていくかを考えて実行していく仕事でしたが、この業務に従事する中で「スポーツビジネス、おもろいやん!」と強く感じるようになったのがきっかけです。あとは、NBAが好きだったからというのもスポーツ業界を考える理由のひとつにはなりました。
Q.具体的にはどのような点が「おもろい」と思われたのでしょうか?
A. 出張でスタジアムに直接足を運ぶ機会があったのですが、その時に肌で感じた試合の熱気や地元との豊かな繋がりです。人々が集まって喜びを共有し、それでお金が動いて経済が回るスポーツビジネスの仕組みに魅了されました。
Q. そこからすぐに転職に向けて動かれたのでしょうか?
A. いえ、私の場合、まずは前職の業務範囲内で積極的にスポーツの割合を増やしていきました。その結果、最初は5%程度だったのが、最終的には自分の業務全体の30%がスポーツ関連になっていたと思います。そういう意味では当時も充実感はあったのですが、これが100%スポーツの仕事であれば、より充実できるであろうという気持ちも徐々に芽生えるようになって。そんな中、職場で大きな企業再編が行われることが決まり、30%まで増やしていたスポーツ業務の割合がむしろ減ってしまう可能性も現実味を帯びてきた中で、思い切って「100%スポーツビジネス」の世界に転職することを決意しました。
Q. 具体的にはどのような転職活動を?
A. まずは総合的な転職サイトに登録しながらスポーツ関連求人を探すという一般的な方法を取りました。ところが、少なくとも私が当時見ていた限りでは、スポーツ業界からの求人はそもそも絶対数が必ずしも多くない上に、社員より業務委託契約のものが多く、なかなかピンとくる求人情報に出会えませんでした。そんな中、インターネットで「パ・リーグ スポーツ転職フェア2021 by doda」の存在を知り、まさに自分が求めていた情報が集まっていそうなイベントだったので即座に申し込みました。スポーツ関連企業が一挙に集まるという内容だったので、「お祭りだ!」という印象でした。
Q. 実際にどのようにイベントを活用されましたか?
A. 2日間の日程のうち1日は既に別の予定が入っていたのですが、もう1日は何とか都合をつけて、自宅で1日中、最初から最後まで視聴しました。1日で色々な話を聞けましたし、トークセッションではスポーツ業界で働く具体的なイメージを持てたので、素直に参加して良かったという感想です。この日の登壇企業のひとつだったPLMの存在をその場で初めて知り、業務内容・条件面など総合的にしっくりきたのでエントリーを決めました。
Q. オンラインでの開催でしたが、そのことでデメリットやストレスを感じた点はなかったでしょうか?
A. 個人的には全く不満はなかったです。仮に対面型のイベントであっても話せる内容や時間は限られていますし、結局イベント後に自ら情報収集して判断するという意味では、どちらでも同じことだと思っていました。
むしろオンラインの方が気軽に長時間参加できますし、企業側の目線や周りの参加者のことを気にする必要もないという意味で、メリットの方が大きかったかもしれません。
Q. PLMへのエントリーを決めた具体的な理由は何だったのでしょうか?
A. 条件面は居住地や給与等に関して違和感がなかったこと、内容面では自分の過去の経験や実績が確実に活かせそうだと判断できたのが大きな理由です。特に放映権など映像関連の権利を扱う業務や、スポンサーシップをはじめとする広告営業の仕事は、まさに自分が長年経験を積んできた分野だったので、自分の強みを発揮できるイメージが持てました。またパ・リーグ6球団が共同出資して設立された企業という点で、自分が魅了されたスポーツの現場に関わるビジネスに携われる可能性を感じたことも理由になりました。
Q. 選考にあたって自信はどれくらいありましたか?
A. 自分の場合は40歳という年齢的なハードルもあり、まずそこをどう見られるかも分からないという点で、結果は全く予測できないという感覚でした。ただ、転職活動を始めた当初に1社だけ受けたプロスポーツチームの選考で最終面接まで行った経験があったため、ある程度はポジティブな期待も持っていました。
Q. 「イベント終了後に自ら情報収集」という言葉がありましたが、具体的にはどのように?
A. インターネット上での情報収集が中心でしたが、PLMという企業の歴史や中期計画、CEO自身の言葉や考え方など、会社の姿や方向性を知るための情報はひと通り調べて目を通しました。その結果、採用された時に自分がどのように貢献できるか、あるいはどのような挑戦ができそうかといったことを、より具体的にイメージできました。
Q. 実際に入社してみていかがですか?充実していますか?
A. 充実しています!映像関係の権利ビジネスなど、前職での経験を直接活かせる部分でしっかり貢献しつつ、スポンサー企業の冠協賛試合など、自分が大好きな現場に携わる仕事を開拓していくことにもやりがいと感じています。自分の在り方を絶えず自問自答しながら挑戦を選んでいくという企業文化も自分に合っています。また私は最初の会社で7年、前の職場でも10年と、一度企業に入るとわりとじっくり腰を据えて働く方なので、ここでも牽引役になる意識で長く貢献していきたいと思っています。
Q. 最後にスポーツ業界への転職を志す方へメッセージとアドバイスをお願いします。
A. スポーツが好きな方であれば、一度はスポーツの仕事に関心を持った記憶や経験をお持ちの方も多いと思います。その「小さな芽」が自分の中に在ると感じる方は、ぜひ転職フェアに参加して、情報収集していただきたいなと思います。いざエントリーするとなると然るべき準備は必要ですが、受け身にならず自ら仕事を掴みにいくマインドがあれば、年齢のハードルも超えていけると思います。
またアドバイスというより私自身の経験を振り返っての言葉になりますが、一度「キャリアの棚卸し」をしてみることはお勧めしたいです。具体的には、自分がやってきたことを徹底的に細かく具体的に洗い出して整理し、そこから自分のアピールポイントを探っていく作業のことです。
例えば「CSR活動での清掃イベントの運営」という経験があったとして、それが所属先企業では必ずしも積極的な評価の対象になっていなかったとしても、その業務内容を細かく分析して抽象化すれば、イベント運営業務の実績としてスポーツ分野で活かせる経験となるかもしれません。
キャリアの棚卸しと転職フェアの合わせ技で、ぜひ転職を実現してください!
以上、「パ・リーグ スポーツ転職フェア by doda」を通じてスポーツ業界への転職を実現された、萱村修平さんのインタビューをお届けしました。
結果的に弊社PLMのアピールも入るような内容になってしまっており大変恐縮ですが、「こんなに身近に本イベント出身者がいるのに話を聞かない手はない!」ということで、急遽インタビューに応じていただきました。
当日は、弊社の他にもパ・リーグ6球団をはじめ、スポーツ関連企業が計10社登壇します。詳しくは改めて特設サイトをご覧いただいた上、是非お気軽にお申し込みください!(23日23:59まで受け付けております)
皆さまのご参加を楽しみにお待ち申し上げております!
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