![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34913399/rectangle_large_type_2_124f717fd75db7e9ef861533db28c6e0.png?width=1200)
プログラミングで運転!? 【bCoreレーサーミニ四駆】
こんにちは!
PLEN Projectの松原です。
突然ですが、ミニ四駆はご存知でしょうか?
ミニ四駆とは、モーターを搭載したカーレーシング用のホビーで、プラモデルや工作キットで有名な、株式会社タミヤが発売しています。
ミニ四駆はラジコンではないため、前にしか進むことができないのですが、bCore基盤を搭載することで、ラジコンに改造することができます。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34915159/picture_pc_4df9a2f59e60e6d5df6a8411e6d62c2a.gif?width=1200)
今回は、このbCoreレーサーの操縦方法と、プログラミングを用いた操縦方法についてご紹介します。
bCoreレーサーに興味のある方は、是非ホームページをご確認ください!
1. bCoreレーサーの操縦方法
まず、bCoreレーサーと操縦するデバイス(スマートフォンやPC)をご用意ください。
bCoreレーサーの電源をONにします。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34916129/picture_pc_927d51d497230bf135d15a06b7e5b768.png?width=1200)
bCoreを操縦するためのウェブアプリ「bDriverMX for WebApp」にアクセスします。
ウェブアプリは以下のブラウザに対応しております
ご利用の際はBluetoothと位置情報が必要となります
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34917750/picture_pc_28aaf81e03427dd9501fc9e9dfc3f1cc.png?width=1200)
スタートボタンを押し、
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34918401/picture_pc_fb6fc7eedda49a6c969eddfbad4505f1.png?width=1200)
bCoreと接続します。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34918405/picture_pc_7bd14c766e59a469f89eef0df1c86d15.png?width=1200)
接続が完了すれば、自由に操縦することができます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34918675/picture_pc_5df7e3cf8dd6f8cfa86bc47c219226ab.png?width=1200)
初回アクセス以降はオフラインでもご利用可能です
ジャイロはAndroidのみ対応しています
PCではキーボードで操縦できます
2. bCoreレーサーのプログラミング方法
プログラミングを用いると、コントローラーでは実現できない繊細な操縦が可能となります!
ウェブアプリを再読み込みし、タイトル画面に戻ります。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919619/picture_pc_adff53d00181d69feffef60ca80bb619.png?width=1200)
プログラミングモードに切り替えます
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919640/picture_pc_005d9438b59bc70251ee7a87174d481f.png?width=1200)
以下から直接アクセスできます
スタートボタンを押し、
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919656/picture_pc_52f8c0b06b999647f8a18e9850403dc3.png?width=1200)
bCoreと接続します。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919663/picture_pc_d5570faac4f61853aff3a0293bd33ea4.png?width=1200)
コントローラーが、プログラミング版に変わりました。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919697/picture_pc_87138830edeb2177fed7f554e3312ca2.png?width=1200)
構成は大きく分けると以下のようになります。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34919730/picture_pc_7caa0e5085a8decdad04a8dc9cc4850c.png?width=1200)
① リファレンス
bCoreレーサーを動かすための関数やJavaScriptの基本的な関数についてご紹介しています。
② プログラミングエリア
JavaScriptでプログラミングを行ってください。再生ボタンを押すと、プログラムが実行されます。
③ コンソール
プログラムの実行状況や、エラーについて把握できます。
例えば、以下のようなプログラムを実行すると、bCoreレーサーが最大速度で1秒間進みます。
(最大速度は設定から変更可能です)
Motor(100);
Wait(1);
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34920105/picture_pc_bbaa138a7ad2f0b6a53368da02472747.png?width=1200)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34920551/picture_pc_50ddbfa6ed701228b30298f2478bc0f5.gif?width=1200)
自由にプログラミングしてみましょう!
Let's coding!
3. プログラム例
いくつかサンプルプログラムを作成しましたので、参考にしていただければ幸いです。
最大速度80%, 最大角度80% で作成しております
プログラム例1
『路肩駐車』
道路の左肩に駐車し、ライトを4回点滅させます。
//左に曲がる
Servo(-100);
Motor(20);
Wait(0.7);
//右に曲がる
Servo(100);
Motor(20);
Wait(0.5);
//真っ直ぐ進む
Servo(0);
Wait(0.3);
//停止する
Motor(0);
Wait(0.3);
//ライトを4回点滅させる
for(var i =0;i<4;i++){
Port(0,1);
Wait(0.2);
Port(0,0);
Wait(0.2);
}
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34922493/picture_pc_d6819f1846df95ad8e859ebe55c217ae.gif?width=1200)
プログラム例2
『時間指定』
指定時刻になればランダムに走り出します。
//動き出す時刻を設定
var 設定時 = 18;
var 設定分 = 36;
var 設定秒 = 0;
//時刻計算
var MoveTime = 設定時 * 60 ** 2 + 設定分 * 60 + 設定秒;
//現在時刻の取得
var date = new Date();
var NowTime = date.getHours() * 60 ** 2 + date.getMinutes() * 60 + date.getSeconds();
//設定時刻まで待つ
Log("設定時刻 :" + MoveTime)
while(MoveTime != NowTime){
//現在時刻の取得
date = new Date();
NowTime = date.getHours() * 60 ** 2 + date.getMinutes() * 60 + date.getSeconds();
Log("現在時刻 :" + NowTime);
Wait(1);
}
Log("設定時刻になりました");
//ランダムに動く
for(var i = 0;i<10;i++){
Motor(Random(-100,100));
Servo(Random(-100,100));
Port(Random(0,2),Random(0,1));
Wait(Random(0,3));
}
(18時36分に設定した場合)
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34925462/picture_pc_45a996c64d8bc82d24d8e26fb195110e.gif)
4. 終わりに
bCoreレーサーのプログラミングは楽しんで頂けたでしょうか?
色々試してみてくださいね(*^^)v
ご意見・ご質問等ございましたら、
ご気軽にコメント欄まで頂ければありがたいです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
See you next time!
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34920794/picture_pc_39dd0a30ac01abd36ceac00bc273795b.gif)