話しびと
職場の中に
迷い鳥
どこからか
隠れ鳥
みんな追い出すのに
手を焼いていた
僕が行きましょうか…
ひとり私の後輩が
その鳥の元へ
しばらくその鳥をみてから
排煙窓を全開
その鳥は排煙窓に向かうが
網戸で出られず
次に外へ繋がるシャッターを開ける
そしたらなんと鳥はそこから外へと
何事もなかったように
シャッターを閉めて終了
後で後輩に聞いたら
鳥の気持ちになれば
分かりますよ…と
木々を愛で
鳥と話して
風を読む
伝わる感じる
言葉なくとも
私にしたら
不思議な数分間でした
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?