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天邪鬼

夏は過ぎゆく
嫌われて
短かな秋に
待ち焦がれ
また春恋し
冬がくる

好きな夏

梅雨明けを
今か今かと待ち続け
あっという間に
過ぎるもの

せつない恋も含めて
そうだったのかも

知りたいときに
みみ遠く
知るべきことに
みみ塞ぐ
そんな私がここにいる


その時々を愛し
素直に認め
順応出来たなら

ひとりずきの散歩

行き止まりの堤防の先
蔦の絡まる古びた鉄橋がある

様々な想いに区切りをつけて
整えられたら
それでいい


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