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異色

進む季節の
更に先へと
言の一葉も
ないままに

ひとりさきゆく
照葉のなかで
昨日の暑さ
映す色


同じに見える葉の色も
人の顔やその時々の
想いみたいに違ってる
その抜きん出た色は
才能と呼べるか
魅力となるか

どちらにせよ
認められるは
時の巡り合わせ

私の綴りごとに
詩はあるだろうか

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