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哀しみとか怒りはガソリンみたいで飲めば走るしそのうち燃える
それにしてもとことん暗い話の多いnoteだとは思う。ただ、苦痛でしかない一日が終わるころには、噛み潰して吐き出したい言葉が頭の中に溢れていて、そんなことを中央線のシートに座ってスマホをポチポチすることになる。
もちろん今日も。
1か月ほど前から休職に入った同僚がある人に送ったSOSのメールを読んだ。陸地はおろか島影さえ見当たらない暗い海にいかだを浮かべてただひたすらオールらしき棒っ切れを回し続けた、自分がその尻を乗せているのが今にもバラバラになりそうないかだであることすらわからない、漕いで漕いで漕いで、でも何も見えないことに疑問も感じない。
そういう感覚はわかる。
正直なところ声なき悲鳴とも読めるそのメールを見たときには胸に痛みが走った。なんでそこまで。どうしてそんなになるまで。なぜそんな急な坂道を。そんな言葉は聞こえなくなるのもわかる。
笑って生きたい。
時には泣きたい。
ただ、黒く染まった海にいかだで漕ぎ出すような日々はもうごめんだ。本当にこりごりなんだ。世の中には言葉が人を壊すことがあることを知らない生き物がいる。
辛かったろう。よく逃げた。よくSOSをだした。
笑って生きよう。
時には泣こう。
そんな当たり前のことを繰り返して行こう。
なあ? 聞こえるか?