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Thanks(2021/03/25の日記)
サッカーの日韓戦。前半を終えて2−0のリードです。鎌田大地選手のゴールが特に素晴らしい。さすがの一言でございます。左サイドバックの佐々木選手はよく走りますね。キックがもう少し正確になれば、さらにビッグになる予感。
サッカーは専門ではありませんが、だからこそシンプルに楽しいです。
サッカー関連の動画を見ることも多く、特に「サッカーキング」の動画は興味深いものが多く面白いです。サッカー以外の情報も多く、海外でサッカーが見たいという気持ち以外に、ついでに街を歩いてみたいという気分にもさせてくれるものが多いです。僕は特にラ・リーガ担当の小澤一郎さんと倉敷保雄さんが大好きです。
いい動画には、いい言葉があります。倉敷さんは非常に言葉を大切にしているなと思う場面が多くあって、さすがアナウンサーだなと思わされます。そんな倉敷さんの言葉を借りて、最後の学級通信を配りました。
漢字クイズです。第一問:示すへんに兄と書けばなんという漢字になるでしょう?第二問:口へんに兄と書けばなんという漢字になるでしょう?それぞれの答えは「祝」と「呪」です。この二つの漢字は非常に似ていますね。形がちょっと違うだけなのですが、意味は大きく違います。人は同じ口から温かい息と冷たい息を吐くことができます。それと同じように、祝いのような温かい言葉と、呪いのような冷たい言葉を、同じ口から出すことのできるのです。すごいよね( ̄▽ ̄)
中学校生活は残り一年を切りました。残りわずかとなった中学校生活の中で、あなたたちは一体どんな言葉を選んで過ごしていくのでしょう。もし1日に話すことのできる文字数が決まっていたら、もし1日に話すことのできる時間が決まっていたら、きっと価値のあることを喋ろうとするはずです。3年生になったら、きっとあなたたちの想像通りの慌ただしい生活がスタートするでしょう。慌ただしく、そして時間の限られた中学校生活の中で、どんな言葉で生活していくべきなのでしょうか。自分の言葉が他の人の気持ちに影響を与えることもあるでしょうし、他の人が選んだ言葉に気持ちが影響されることもあるでしょう。どうかそれがポジティブなことで満ち溢れますように。中学校生活の最後の一年が、いい言葉で彩られることを期待しております_φ( ̄ー ̄ )
冒頭の「温かい息と冷たい息」の話は倉敷さんのお話から拝借しました。僕は自分が感銘を受けた言葉を、あたかも自分の言葉であったかのように使うことが多いです笑。でもそうしていくうちにその言葉が自分のものになる気がして、悪いことばかりではないのです。
自分の言葉はあんまり気にならないものの、他人の言葉は気になるものです。他人の発した「選んだ言葉」にガッカリすることの多いこと多いこと。「そうか、君はそんな言葉を選んでしまうのだな。」と、中学生相手に思っても仕方ないのかもしれないけど、みんなが使うことができるものである以上は年齢なんて関係ないのです。
今日は祝いの言葉が溢れるべき日。離任式でございました。「ありがとう」なんていいう言葉は、いつ使ってもいいのですが、今日はその言葉を使うべき日でしたね。幸運なことに僕もその言葉を使う場面をいただきました。みんなが見ている場面でそれを言うのは変な感じがしましたが、そういう機会がない限り言わなかったかもしれないと思うと、今日という日を迎えたことに喜びを感じます。
自分のクラスのみんなもよく頑張ったなと思います。今日で終わるということに安心し「1年間ありがとうございました」と、なんと僕は言わなかったので、ここにこっそり書いておくことにします。1年間ありがとうございました。
今日が終われば明日が来る。新しい気持ちで頑張りましょう。