内向型を強みにする
内向型の概念に出会って救われた20代女性。
生きやすくするため実践中ですが、関連書籍の読書メモと自分の考えを
まとめてみます。
考え込みやすく悩みがちな人の参考になれば幸いです。
【内向型の強み】
内向型の特性を欠点ではなく、自分の強みとして捉えることが大切です。
短所を裏返すと長所にもなりますよね。
4つの観点で内向型の特性を強みに変換します。
①もの思いにふけるのが好き⇒自分や人にじっくり向き合える
-自分の感性や感覚を大事にする。
-共感力がある、相手の立場になって考えられる。
-感受性、想像力が豊かで相手の気持ちを軽くできる。
②一人が好き⇒自分をコントロールできる
-人に依存せず自立性が高い。
-集中力がある。
-体調や感情の調節ができる。
③時間をかけて情報を処理する⇒思慮深い
-観察力、洞察力がある。
-リスクを踏まえ冷静に判断できる。
-人の話をじっくり聞ける。
④刺激に敏感⇒マイペースに物事を進められる
-余裕を持った計画や準備ができる。
-周りに流されない。
-単純作業が苦にならない。
もう少し具体化すると、例えば以下のような強みがあります。
〇考えることが得意
-論理的に本質を捉える。
じっくり考え、多角的に検討する。
〇説得力のあるアウトプットを出せる
-準備に時間をかけ、精度を高められる。
〇向上心がある
-自己批判は向上心の現れ。
内省力を活かして長所を見つけることができる。
-理想を追求し、真摯に課題に取り組む。
-周囲に左右されず目標に向かうことができる。
〇長期記憶が得意
-過去の経験を活かして慎重に判断できる。
〇リーダーシップを発揮
-1対1の対話でメンバーを深く理解する。
-各メンバーの考えをまとめる形で、リーダーシップを発揮。
〇深い関係性が築ける
-誠実さ、共感力、落ち着きのある内向型は、1対1や少人数の中で
相手と深い関係を築く。
-相手が興味を持つテーマを準備しておく。
〇持ち前の慎重さで着実に物事を進める
-コツコツと努力し、地道に成果を積み上げる。
-記録をつける、情報収集と整理などで活かせる。
次の記事で、私個人の強みと内向型の強みの活かし方について触れます。
【参考書籍】
内向型人間だからうまくいく (祥伝社新書) – 2020/2/1
カミノユウキ
もう内向型は組織で働かなくてもいい
「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ(世界文化社) – 2020/3/11
堤 ゆかり
99%の人が知らない「内向型な自分」の磨き方 (経済界新書 26) – 2012/9/25
榎本 博明