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強みを活かす
内向型の概念に出会って救われた20代女性。
生きやすくするため実践中ですが、関連書籍の読書メモと自分の考えを
まとめてみます。
考え込みやすく悩みがちな人の参考になれば幸いです。
【自分の強み】
自分の経歴から強みを洗い出し、細分化すると良いかと思います。
自分の思うところと人から言われることで、私個人の強みは以下の通り
です。
〇じっくり考えることが好き、得意
-論理的で、本質的・多角的に物事を捉えることができる。
-集中力がある。
-考えをまとめ、整理して体系的に人に伝えることができる。
-じっくり取り組むことで、アウトプットの質を高めることができる。
〇着実さ
-計画性があり、余裕を持ったスケジューリングや準備ができる。
-時間を無駄にしない。
〇向上心がある
-現状に満足せず、地道に努力する。
-好奇心の幅が広く、情報を収集し、自分のスキルアップや、
人の役に立てることができる。
-生産性を考え、効率的に物事を進めるよう、やり方を柔軟に変える。
〇自立している
-周囲に流されず、自分の考え・ペースで物事を進める。
-責任感を持って自発的に行動する。
-しっかりしていると言われる。
【強みを活かす戦略】
内向型の強みを活かせるようにならないと、何度も同じようなことで
悩み続けることになります。
働き方を変えるにしても、まずは強みを活かす方法を身に着けてから、
転職など行動を起こすことが重要です。
内向型の強みや価値観を知り、内向型に向いたやり方で仕事をすることで、
生きやすくなっていくと考えています。
〇3つの基本戦略
1.好きな分野への選択と集中
-マルチな人間を目指さない。専門性を高める。
-自分のエネルギーを費やす優先順位を決める。
2.人間関係は量より質
-多くの人と関わるより、少人数でも深い関係を築く。
3.考えを整理する
-思考を堂々巡りさせず、アウトプットしながら考えを進める。
〇長所を伸ばすTips
・自分の価値観の基準で生きる。
・リスクを想定し、対処法を考えておく。
・シングルタスクを極める。ひとつ終わらせてから次の仕事に取り掛かる。
・目的の明確化と日々の行動目標を立てる。
実行することで、自信につながる。
・やる気が出ないときは、このままでいいのか?自分に確認する。
・先を見すぎるからやる気がわかない。目の前に集中する。
・成功はプラス1、失敗は0と思う。(マイナスと捉えない)
・自分の要求水準のハードルを下げる。
自分に厳しくなり過ぎず、完全にできなくても50%もできたと思う。
・失敗をくよくよ反芻するより、成功した空想に時間を使う。
〇認知のゆがみを矯正
内向型は考えすぎて、時に偏った思考=認知のゆがみにはまることが
あります。
不安な時・落ち込んだ時は、以下のような思考になっていないか、
チェックし認知のゆがみに気付くことが重要です。
・100%でなければならない
・一つの結果で自分の価値を決めつける
・自分を過小評価する
・相手の気持ちを決めつける
・悪い出来事を全て自分のせいにする
・物事を悲観的・悪い方に捉え過ぎる
(過度なマイナス思考、素直に受け止めるべき)
・「するべきだ」と断定する
認知のゆがみに気付いたうえで、下記5つの行動で自分の考えの偏りを
ほぐしていきます。
①オウム返しで自問(本当に当てはまるか?)
②自分に共感する
③自分ツッコミ
④極端に同調する→実際、そこまでのことではないと思う
⑤友達を登場させる→大切な人になら何て言うか考える
上記は認知行動療法の考え方で、私自身まだまだ勉強・実践中です。
生きやすくするために、自分が楽になる考え方を身に着けることが必要
と感じています。
【まとめ】
自分を含め、内向型の人々が強みを見つけて生きやすくなるよう、
少しでも役に立てると嬉しいです。
多く情報発信されることで、内向型に対する理解が広まっていきます。
自分の得意な情報収集で、継続して考えをアップデートし、生きやすさを
追求していきたいと思います。
【参考書籍】
内向型人間だからうまくいく (祥伝社新書) – 2020/2/1
カミノユウキ
もう内向型は組織で働かなくてもいい
「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ(世界文化社) – 2020/3/11
堤 ゆかり
99%の人が知らない「内向型な自分」の磨き方 (経済界新書 26) – 2012/9/25
榎本 博明