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【幸せはスキルである】必要になる4つのポイント

幸せになるには、ステップがあった

幸せとは、その人の心の中にある。
これは真実です。

幸せと感じたら幸せなんや!
なんでも感謝すればそれでいいんや!

という強引に幸せを感じる方向に
持っていくことは出来ますが、
実際は、すぐに元に戻ってしまいます。

体のことに置き換えれば、わかりやすいかなと思います。

全身複雑骨折している人(ギリギリです)
骨折して車いすが必要な人
骨折して、松葉づえで良い人
軽い捻挫で歩きまわれる人
ケガしてない、元気な人
アスリート並みに体を鍛えて元気な人

彼らに必要な運動や健康法が、
それぞれ違うことがわかります。

心のことになると、結構状態無視して、
幸せは足元にある!
感謝をすればそれで良し!

としているのは、複雑骨折している人に、
軽いランニングを進めている様なものです。
確かに体には良いですが、その状態でやると、
悶絶するでは済まないというのがわかります。

これと同じように、心の状態がかなりしんどい人は、
いきなり幸せを感じるというのはかなり難しい状況です。

では幸せを構成する4要素とは何なのか?

①身体
➁思考パターン
➂思考フォーカス
④環境

この4要素を徐々に改善していくことで、
幸せ度を上げていくことが出来ます。

①肉体の改善は必須

身体の改善がもっとも、再現性が高い幸福度を上げていく
ベースになると実体験を元に感じています。

逆に言えば、どれだけ思考を駆使しても、
身体が弱ってたり、雑に扱ってたりすると、
メンタルは確実に悪くなっていきます。

思考一辺倒でやっていた過去の自分に言いたいのは、
まず、生活習慣を始めとした体の改善を図ろうよ。
とアドバイスをしてあげたいです。

具体的には、

運動習慣を作る(ウォーキングやランニングなど)
筋トレをする
ストレッチをする(血流改善)
食生活を見直す(食べてるものがヤバいとメンタル改善は難しい)
生活習慣を見直す

など、健康協会的なものの回し者では決してありませんが、
本当にこれらを行って体のベースを作ることが、
メンタル改善にはわかりやすく効果があります。

身体の改善のメンタル改善は様々な研究でも、
実証されているので、再現性が高いアプローチになります。

➁思考パターンの改善

思考パターンとは、パターンってついているくらいなので、
繰り返し、反復的に行われた思考が習慣化してしまったものです。

自分を元気にする思考パターンを持っていて、苦しくなりました!
という人はいないので、やはり苦しめる思考パターンを持って
しまっているため、幸せが感じづらくなってしまいます。

自己否定を始めとした、
脳の回路が強く刻まれてしまっていると言えます。

脳は省エネをしたいので、
いつも使っている回路を頻繁に利用するようになります。
この通勤経路、通学路だ!とある程度決まったら、
意図的に変更しないと、必ずその道を通ってしまいます。

自己否定の回路から、自己受容の回路を
意図的に作っていき、受容回路の利用頻度が増えて、
自己否定の回路の利用頻度が減れば、
自ずと自己受容的な思考の回路が強化されていきます。

この様な形で、思考パターンに気づき、
その回路を徐々に変化させていくことで、
幸せを感じる頻度は上がっていきます。

➂フォーカス力のトレーニング


今、自分が見ている世界は常に世界の小さな小さな断片です。
小さなカメラで、世界を撮影しました!
と言っても、自分の住んでいる家ですら全面一度に撮影する
ことは難しいでしょう。

これと同じように、いつでも僕らの意識も
何かに焦点を当てています。
その焦点の当てる先を楽しそうな方が苦しそうな方にするのか。
自分を大切にする方にするのか、否定するほうにするのか、
設定で、収集する情報がまるで変ってしまします。

例えば、今日は青い車の撮影だ!

と決めたら、自分のカメラを積極的に
青い車を探す方向にもっていくはずです。
その間、赤い車は視野にも入ってこないかもしれません。

実際に、撮影した動画は、
青い車から、青い車へ、
様々な角度の、種類の青い車が撮影された
ものが出来上がるでしょう。

それは、自分が「青い車」を撮影しようと、
テーマを決めているから、自動的にそこに
フォーカスする様になるのです。

これと同じように人間の意識も、
意図的に自分のフォーカス先をコントロール出来れば、
テーマを「嬉しい」に設定することだって出来る
ということです。

なんか、すこし感謝も出来そうな感じがしてきました。

④環境が悪いとどれだけ頑張っても無理

①~➂を実行する上で、実はとても大事なのは環境です。

例えば、鬼がこん棒を持っていて、
ケガしている足をいきなり殴りつけてくる場所で、
リハビリは上手くいきません。

環境とは、主に人と場所です。

どんな人と一緒にいるのか?

自分のことを否定したり、バカにする友達といないか、
明らかに自分に合わない職場で勤めてないか
いじめられているのに学校に通っていないか
彼女、彼氏にひどい扱いを受けていないか
親との関係最悪なのに実家にいないか

嫌だなと感じるのは主観なので、
ここをなるべく客観的に検証してみるのです。
あたかも友達がその状況になっているかを見て、
その環境、離れたほうが。。。と思うなら、
やはりその環境はすぐではなくても離れたほうが良いでしょう。

4つの要素が相互作用していく

僕は、この4要素を少しずつ調整して、
心の複雑骨折を治して、元気に活動できるまでに
なってきました。
4つの要素全てが大切で、それぞれが強化されると、
それぞれが、他の要素の力になってくれます。

特にメンタルの沼にはまる人は、
思考一辺倒になりがちなところがあるため、
身体や環境といった物理領域を改めて、
検証してみることをおススメします。

幸せはスキルなので、きちんとステップアップすれば、
段々とメンタルや環境の改善はされていきます。

今後もこの4要素について、
様々な角度からピックアップして紹介して
いきたいと思います。

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