Ms.Erika

Playful Life Lab.にて、わくわくから始まるPlayfulな場づくりをし…

Ms.Erika

Playful Life Lab.にて、わくわくから始まるPlayfulな場づくりをしています。日々を観察することから見えてくる世界を集めています。

最近の記事

おどろおどろしさが美しさを携えて

 やっぱり言葉にしたくなる衝動に駆られる。なのでやっぱり書いてみることにした。  なのに言葉に書き出そうとすると、手がかりというのか、言葉にしたいものの実態というか、そのあたりのものがなかなか掴めなくて、うゔぅ〜となる。無理に言語化しなくていいじゃないとも思うのだけど、気になって仕方なくて。感想を書くことは苦手意識があるのだけど、JIDAIさんの舞台に関しては何か違っていて。  私を動かした"何か"はJIDAIさんの舞台には確かにあったのだけど、わかりやすく"○○に感動し

    • 私の身体は私のコーチ

       面白いなぁ。私の身体は私を面白いところに連れて行ってくれる。  書こう書こうと頭の片隅にありながらもJIDAIさんの舞台のことが言葉にならなかったのだけど、そろそろ書いたらえぇやんと何かに背中を押されるような出来事が。  数日前のこと。雨がぱらつきはじめて、初めての道で迷ってオタオタしていたら、側を歩いていた人が「おぉぉ」と片手をあげて呼び止めてくれてびっくり。こんなタイミングでこんな場所で知り合いに会えて嬉しい!となり、さらにその人は先日のJIDAIさんの舞台(202

      • 大人を砂まみれの笑顔にした男の子 Observation@砂場 

         冬の日差しがポカポカと当たる砂場での出来事をおすそ分け。  A君は公園にある柵で囲われた砂場でお友達と裸足になって遊んでいたんです。少し湿った砂の中に足を入れてみたり、手と足を使って穴を掘ってみたり。付き添っていた私も一緒に裸足になって、砂に触れる足の感触で遊びつつ子どもたちの様子を観察。  しばらくすると、A君が砂の上にうつ伏せになり、顔を砂の上にそっと置いたんです。くっくと笑いながら、顔の周りに砂を集めて土手をつくっていって、しばらくしてご想像の通りに「ばぁ!」と声

        • 内面を身体化するマイム芸術 “アートマイム” って何だろう?

          んー、JIDAIさんのパフォーマンスは、何度体験してもやっぱり言葉ではまとめきれないと、ぐるぐるすること数日。途切れ途切れに浮いては消えていた言葉が出てきたいよというのでここに置いてみる。 今回の『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』は、JIDAIさんのアートマイムだけでなく、福田美樹子さんのソプラノのセッションも。 JIDAIさんの舞台の後は、余韻が長く続く。ぱくぱくと食べさせてもらったあの空間と時間が美味しくて、何か忘れたくないものがある気がして、あれはなん

        おどろおどろしさが美しさを携えて

          "心と身体と頭" Erika's Observation2

          https://note.com/playfullifelab/n/nc5fbc2bce5ea Erika’s obserbation1のつづき… ◆心はないことにしていた頭でっかちな私は、いつの間にか "心はないこと" にするようになっていた。頭で考えて、"心はないこと" にするなんて簡単な事だと思っていた。 大切にし過ぎたのか、誰かに傷つけられてしまうのが怖かったのか今となってはよくわからないのだけど、大好きなものや自分の宝物のような体験は、今は関係ないものだから、

          "心と身体と頭" Erika's Observation2

          アートマイムの味

          JIDAIさんのアートマイムを観てきた。いや、観たのかな?感じた?体験した?ぴったりな言葉が見つからない…。 シアターΧ(カイ)という劇場の中にJIDAIさんが生み出した空間で、オーディエンスとして客席で過ごしていたのは確か。でもなぜか、舞台上でJIDAIさんが動いてるのを観ているうちに夢か現かよくわからない感覚になった。 そう、身体の力が抜けていって、身体も頭もほけーっと力が抜けてるそんな状態に連れていってもらった感じ。舞台が終わった時にうたた寝からすーっと目覚めるのに

          アートマイムの味

          "頭でっかち" Erika's observation 1

          ◆頭でっかちな私少し前まで 私はめっちゃ頭でっかちで わからないなんて言えないから 知識を詰め込んでわかったつもりになっていた 何事もこなせなくてはいけないと 無理をしながらでもやって そして満足に出来ない自分を責める そしてまた無理をしながらでもやる そんな繰り返しが当たり前だった 心も身体もほとんどケアなんてせずほったらかし それで大丈夫だとその時は思っていたし 自分でなんとかできるでしょと そんなふうに私の頭の中の私は 私にいつも厳しかった 今思えばあれは結構な不

          "頭でっかち" Erika's observation 1

          流れ星

          ¥300

          流れ星

          ¥300

          見えない世界はあるって話 Erika's observation -Introduction

          見えない世界をずーっとないことにしていたのだけれど、やっぱりあるよ、あるんだよと構えずに言えるようになっていることに友人と話していてふと気がついた。 数年前にとある本を立ち読みして「そうだ世界は広いんだよ!」と思い出してから、シュタイナー保育、コーチング、古武術の学びに出会い、見えない世界含め私の世界はふんわりと、でも結構なスピードで広がり始めていて、そこはとても面白くて、頼もしく、優しくて、心地がいい。 自分の中に何が起こってるのか観察するのが面白くて、今までずーっと自

          見えない世界はあるって話 Erika's observation -Introduction