人見知りとは?特徴や性格を解剖!今すぐできる7つの改善方法【完全克服】
人見知りを治すにはどうしたらいいんだろう・・・
そもそも人見知りって何?
そのように考えている人も多いのではないでしょうか。
人見知りは本人にとっては大きな問題であるのに、そうでない人たちから理解されません。
そのため本人にしか深刻さや辛さがわからない難しい問題です。
また人見知りな性格が災いして、飲み会やパーティなどの場にうまく溶け込めないことも珍しくありません。
この記事では人見知りのの特徴やその心理や原因、またその解決策についてわかりやすくお伝えします。
さらに人見知りと似たものに「無口」や「自意識過剰」といったものも存在します。
そのためこれらについても同様に原因や解決策などを併せて解説します。
一般的には「知らない人を見ることを恥ずかしがったり嫌がったりすること」
というような意味合いで考えられる場合が多いです。
似たような言葉には、「照れ屋」「内気」「シャイ」といったものがあります。
また人見知りの対義語に当たる言葉としては、「人懐っこい」「社交的」「フレンドリー」といったものがあります。
2.人見知りに多い8つの特徴とその心理
自分では人見知りだと思っていても、本当にそうなのかどうかわからない人も多いと思います。
そのためここでは人見知りと呼ばれる人たちの特徴について詳しく説明します。
またなぜそのような特徴になるのかということもお伝えします。
2-1.人見知りの特徴と心理その1:自信がないため常に受け身
人見知りの人は基本的に受け身であることが多いです。
受け身であることの原因は多種多様ではありますが、中でも多いのが自信がないということです。
自信がない人は自ら他者に働きかけることが少ない傾向にあります。
そのため自信がないためとりあえず相手からの働きかけに応じるというパターンが多くなってしまいます。
2-2.人見知りの特徴と心理その2:他人に嫌われたくないために常に受け身
人見知りの特徴である「受け身」のもう一つの原因は、「他人に嫌われたくない」という心理です。
自分の発言で相手に嫌われてしまうのではないか、相手の気分を害してしまうのではないか、そういう心理が働くせいで受け身になってしまうのです。
たしかに相手の意見に反対しなかったり、同調したりすることはトラブルの発生につながることはまずありません。
しかし自己主張が少なすぎるために相手からはっきりしてほしいと言われたり、めんどくさいと言われる可能性があることを覚えておきましょう。
2-3.人見知りの特徴と心理その3:人と何を話したらいいかわからないため極力社交を避ける
人見知りの特徴としてわかりやすいものが、「社交の場を避ける」ということです。
例えば大勢で集まる場や、飲み会などの場を自ら催すことはもちろん、
呼ばれても参加することが少ないのが人見知りの特徴としてあげられます。
そしてその原因の一つにあげられるのが、初対面の人と何を話していいかわからないということです。
社交の場では「会話を楽しむ」ということが必要とされます。
そのため必然的に人と会話をする必要性も出てきます。
しかしながら人と何を話していいかわからないという場合は「会話を楽しむ」ということもできません。
また普段から社交の場に出たり、初対面の人と会話をしない人は「人と話す話題」もあまり持ち合わせていません。
そのため負のスパイラルに陥ってしまうのです。
2-4.人見知りの特徴と心理その4:相手と衝突したくないため自己主張せず同調しかしない
人見知りの人は人の発言に対してひたすら同調を繰り返す傾向にあります。
人に対する同調は、共感という意味ならば喜ばれることも多いかもしれません。
しかし相手が話し合いをしようとしている場合や、あなたの意見を知りたいと感じている場合には、そのようなただの同調は不快に思われる可能性が高いです。
なぜなら相手はあなたと建設的な議論や関係を築くことが不可能だからです。
しかしそのような行動をとってしまうことにも原因はあります。
最も大きな原因は、「衝突したくない」という心理によるものです。
相手との衝突を避けるあまり、自らの意見を言ったりすることをせずにただ同調するだけということをしてしまう傾向にあります。
2-5.人見知りの特徴と心理その5:普段から笑わないため笑顔が苦手
人見知りの人の特徴として多いのは、笑顔が苦手ということです。
人見知りの人は普段から笑うことが少ない傾向にあります。
それは普段から人と楽しい話や面白い話をすることがないという証拠でもあります。
そのため普段から笑顔になることが少ないため、笑顔がうまくできずに相手に対して「無愛想」という印象を与えてしまうことも少なくありません。
2-6.人見知りの特徴と心理その6:自分を見られるのが恥ずかしいためアイコンタクトを取れない
人見知りの人アイコンタクトを取るのが苦手な傾向にあります。
アイコンタクトは人とのコミュニケーションには必須です。
なぜならアイコンタクトを取るということは相手に対して、「話を聞いている」という意思表示を行っているということです。
逆に言えばアイコンタクトがなければ、「あなたの話は聞いていない」という印象を与えることになります。
そのようなコミュニケーションに必須のアイコンタクトができない心理としてあげられるのが、「恥ずかしい」という心理です。
なぜならアイコンタクトを行って、目と目を合わせるとなにか心を覗かれているような、見透かされるような気になってしまうことがあるからです。
アイコンタクトに慣れてしまえばそのようない思うことは少なくなりますが、
普段から人の目を見て話さない人はついついそのように思いがちです。
2-7.人見知りの特徴と心理その7:人と関わりたくないというオーラを出している
人見知りの特徴として多いのが、人と関わりたくないというオーラを出してしまっていることです。
これは人見知りを克服したいと考えているのならとても致命的と言えます。
しかしその様になってしまう原因としてあげられるのが、「人と関わりたくない」という心理です。
つまり実際に人と関わりたくないと考えていることが相手にも伝わってしまっているのです。
2-8.人見知りの特徴と心理その8:広い人間関係を構築したくないため初対面の人にはよそよそしい
人見知りの特徴に多いのが「狭く深く」の関係を好み、「広く浅く」を極端に嫌うというものです。
またそれが原因で広く浅くになりそうな関係を最初から拒んでしまっていることも珍しくありません。
逆に広く浅くの関係が得意な人は人見知りでない傾向にあります。
また多種多様な人とフレンドリーに関わること=「広く浅く」ということではありません。
そのため初対面の人に対して、「広く浅くになりたくない」という理由だけでよそよそしく接するのはやめましょう。
3.人見知りなら共感不可避!人見知りあるある14選!
人見知りはなかなか人から理解されませんが、人見知り同士では理解し合えることも非常に多いはずです。
さらに人見知り同士で盛り上がる一番の話題は人見知りあるあるです。
ここではそんな人見知りあるあるを紹介します。
もしもあなたの周りにも人見知りがいたら、このあるあるを笑い話にすることで意外とあっさりと打ち解けられるかもしれません。
3-1.人見知りあるある1:自分から話しかけられない
人見知りの人には自分から話しかけるのが苦手な人が多い傾向にあります。
これは人見知りあるあるの中でも最も有名なもの言えます。
例えば外出先で偶然知り合いを見つけたにも関わらず話しかけるのを避けてしまったり、初対面の人とコミュニケーションを取るべき場面でも黙り込んでしまったりすることは珍しくありません。
3-2.人見知りあるある2:飲み会なのに人と話せない
人見知りあるあるとして挙げられるのが人とコミュニケーションを取る社交の場でも人とコミュニケーションを取れないというものです。
そしてその中でも最も多い場面が、飲み会です。
飲み会というのは自分が所属しているコミュニティーやグループの親睦を深めるために行われます。
そして親睦を深めるためにはコミュニケーションが必須です。
さらに相手に対して好印象を与えるためには、一定の自己開示なども必要とされます。
しかし人見知りの人はそのような場ですら話せないことが多いです。
3-3.人見知りあるある3:大人数で話せない
人見知りによくあることの一つに、「大人数でいると話せない」というものがあります。
大人数でいる時はみんなでワイワイしたり、騒いだりすることができるため本来ならみんなで話すこと多くなります。
しかしながら人見知りをする人は大勢でいると逆に静かになったり、発言することが激減したりします。
3-4.人見知りあるある4:自分のことを話さない
人見知りあるあるの一つに、「自分のことを話さない」というものがあります。
人見知りを良くする人はそもそも会話をしないだけでなく、自己開示などを一切しません。
そのため相手に質問されたことに対して返事をするだけなので、会話が面接のようになることも少なくありません。
3-5.人見知りあるある5:自分の話が退屈なのではないかと思ってしまう
人見知りを良くする人に多いのは、自分の話が退屈なのではないかと考えてしまうことです。
何か話したいことなどがあっても、自分の話が退屈なのではないかと思ってしまいます。
そのため話を途中でやめたり、そもそも話さなかったりすることも珍しくありません。
3-6.人見知りあるある6:すぐに緊張してしまう
人見知りをする人は緊張しやすい体質であることが多いです。
また人見知りの原因が緊張しやすい性格によるものであることも頻繁にあります。
例えば人前で発表や発言を行う際に緊張してしまいうまく話せなかったり、
何を言っているかよくわからない場合も多いです。
3-7.人見知りあるある7:社交の場が苦手
人見知りの人は例外なく社交の場が苦手です。
そのため自然と人と関わる機会も減ります。
社交の場に顔を出さなければ人と関われず、貴重な人見知り克服の機会を逃してしまいます。
そのような事が原因で更に人見知りに拍車がかかってしまうというのが人見知りに多い現象の一つです。
3-8.人見知りあるある8:暗い人だと思われる
人見知りの人は周囲から「暗い」と思われることが多いです。
なぜなら人見知りは人と話すことがあまりないため、周囲から理解されることがありません。
また人と話さない人は例外なく暗い人であるとみなされてしまいます。
それが原因で実際に暗い人であろうとなかろうと、人見知りなだけで周囲からは暗い人であると思われてしまいます。
3-9.人見知りあるある9:親しい人とは楽しく話せる
人見知りの人に多いのが、初対面の人とはうまく話せないのに親しい人とは会話が弾みがちというものです。
人見知りをする人は単に静かな人とか、内気な人のように周囲からは思われがちです。
しかし実際にはそういうわけではありません。
なぜなら人見知りの人の多くは、家族や友人など自分の親しい人とは気楽にかつ楽しく会話をすることができます。
3-10.人見知りあるある10:愛想笑いを良くする
人見知りの人はとりあえず相手の気分を害さないようにするため、愛想笑いをしがちです。
しかし実際には心の底から面白いと思っているわけでも楽しんでいるわけでもないので、顔の筋肉がひきつっています。
人見知りでない人は気づかないかもしれませんが、人見知りが人見知りの愛想笑いに気付く率はかなり高いと言えます。
3-11.人見知りあるある11:人と話していても相槌が多い
人見知りの原因の一つはコミュニケーションの下手さによるものです。
コミュニケーションの上手な人は自ら積極的に質問をして会話を広げようとします。
しかしながら人見知りでコミュニケーションが下手な人は、発言の多くが相槌になりがちです。
3-12.人見知りあるある12:電話が苦手
人見知りの人は直接顔を見て話すだけでなく、電話なども苦手な傾向にあります。
そのため電話をかけても何を話していいかわからなかったり、うまく話せずどもってしまうことも少なくありません。
また携帯の着信音を聞くとドキっとしたりするのも人見知りの人にありがちな現象です。
3-13.人見知りあるある13:会話のはじめに「あっ」と言う
人見知りの人は話しながら考えるタイプではなく、考えてから話すタイプであることが多いです。
そのため無理にいきなり話しだそうとしますが、考える時間をとるために「あっ」という言葉を初めてに発しがちです。
人によっては違和感がありませんが、あまり慌てふためいたような言い方でいうと印象はあまり良くありません。
3-14.人見知りあるある14:外出先で知り合いを見つけたら目が合わないよう避けて行動する
人見知りの人が必ずと言っていいほどしてしまうのが、外出先で知人と遭遇してしまうことを避けるということです。
人見知りの人は人と接することにエネルギーを消費します。
そのため外出先などでは無駄な人との関わりを避ける傾向にあります。
なので仮に知り合いや友人を見つけたとしても、
親しい人でなかった場合はスマホを見て顔を下に向けたり、
違う方向を見て気づいていない素振りをすることが多いです。
4.人見知りを根本的に改善する方法
人見知りを治したいと思っていても、簡単に治せるものではありません。
なぜなら人見知りの人の多くは、なぜ人見知りなのか、人見知りとはなんなのかということ自体も理解できていないからです。
原因どころか問題そのものを明確に理解できていないのに人見知りを解決するのは絶対に不可能です。
そのためここではどのようにして人見知りを解決するべきなのかを論理的かつ体系的な理論で解説します。
人見知りの根治には、以下のような手順が必要です。
人見知りを定義する
思いつく限りの原因を列挙する
思いつく限りの解決策を列挙する
実際に人見知りが起きそうな場面に行って解決策を実行する
解決策を実行し分析する
4-1.人見知りを自らの中で定義する
「人見知り」を克服するためには、まず問題である「人見知り」を具体的かつ明確に定義する必要があります。
最も簡単な定義としては、「初対面の人とも打ち解けられる」「初対面の人と緊張せずに話ができる」といったものです。
4-2.思いつく限りの原因を書き出してみる
人見知りを定義したら、次はその問題の原因を考えてみます。
あなたが今まで人見知りを発揮した場面はいつどのような場面だったか思い出してみましょう。
またあなたが人見知りを発揮しそうな場面を思い浮かべ、なぜ人見知りしそうだと感じるのかを考えます。
そして思いつく限りの原因を列挙していきます。
4-3.思いつく限りの解決策を書き出してみる
今度は列挙した原因を解決するための策を思いつく限り列挙していきます。
理論上その解決策を実行することで、これまであなたが人見知りをしてしまった場面や、するであろう場面での人見知りは解決することができます。
4-4.実際に人見知りが起きそうな場面に行って解決策を実行する
今度はあなたが考えた「人見知りの原因」「人見知りの解決策」を頭に入れた状態で、
実際に初対面の人と話したり、初対面の人と関わる必要のある場所へ赴きます。
そして実際にあなたが考えた解決策を実行してみましょう。
また学校や職場などで日常から人見知りを発揮している場合は、自ら外へ出る必要はありません。
学校や職場などで、解決策を実際に実行してみましょう。
4-5.解決策を実行してうまく行かなかった理由を考える
解決策を実行した後は振り返りを行います。
もしその解決策がうまく行った場合は、次からもそれを実行できるよう意識しましょう。
しかしながらもしも解決策がうまく機能しなかった場合は、その理由を考えます。
そしてまた新たに解決策を考えて実行に移しましょう。その繰り返しを行うことで人見知りの根治は可能です。
5.今すぐできる人見知り対症療法7選【完全克服】
人見知りの根治には心理や行動などの分析が必要です。
またそれには大変な忍耐力と継続力を必要とします。
そのため多くの人は途中で諦めてしまいます。
ですがそれでは人見知りを改善することはできません。
そのためここでは難しいことは一切必要ない、今すぐできる人見知りの改善方法をわかりやす解説していきます。
人見知りに対する7つの対症療法
アクティブリスニング
積極的な質問
自分を客観視
アイコンタクト
笑顔
話のネタ作り
相手に対する興味関心
5-1.アクティブリスニングを行う
人見知りの原因はコミュニケーションの下手さにあることが多いです。
そのため人見知りを解決するためには人とのコミュニケーションを上達することが必要です。
そしてコミュニケーションを上達させるための最も簡単な方法はアクティブリスニングを行うことです。
アクティブリスニングとは、ただ黙って相手の話を聞くだけでなく上手に相槌や質問を行う話の聞き方のことを言います。
傾聴力という言葉を聞いたことのある人は多いかもしませんが、アクティブリスニングは傾聴力を改善するための基本的なテクニックの一つです。
5-2.質問を行って話を引き出す
コミュニケーションを行う上で重要なのは、いかに上手な質問をするかということです。
相手の話を聞いていても、とんちんかんな質問や無関係な質問をすると、話は脱線してしまいます。
また相手が意図したものとは違う方向へ話が進むため、相手を困らせてしまう可能性も大きいです。
そのため質問は質問でも、どのような質問を行うかというのはコミュニケーションを行う上で非常に重要です。
一番手っ取り早く簡単な質問テクニックは、5W1Hの質問を行って、話をふくらませるというものです。
5W1Hとは、
When:いつ
Where:どこで
Who:だれと
What:なにを
Why:なぜ
How:どのように
に沿って質問を行います。
そうすることで一つの話題をふくらませることが可能です。
またそれに関連した質問を行うことで別の話題へと移行し、さらに5W1Hの質問を続けることで話を膨らまし続けることも可能です。
5-3.常に自分を客観的に見て評価する
人見知りを克服するためには、常に自分が相手にどう映っているかを考えるのも良い手です。
なぜならもしあなたが相手であなたと話していたらどう思うかを客観的に理解できれば、一体どこをどのように改善すればよいのかもすぐにわかるからです。
そのため一度あなたは人からどのように映っているか、あなたならどう思うかを客観的に俯瞰してみましょう。
5-4.アイコンタクトを取る
人見知りを改善するためには、アイコンタクトをとるのも良い手段です。
なぜならアイコンタクトは人見知りの人にとっては簡単なことではありません。
しかしながら無理をしてでもアイコンタクトをとることで、荒療治による無理やりな恥ずかしさの克服が可能かもしれません。
実際にアイコンタクトをとってみたら、実はそんなに恥ずかしいことではなかったということもありえます。
5-5.笑顔で話す
人見知りを改善するのには常に笑顔を意識することが重要です。
なぜなら笑顔になることで人はエンドルフィンと呼ばれる幸福ホルモンが分泌されます。
それにより自身も相手も緊張感が抜け、リラックスして話せるようになります。
そのため緊張してしまった人と話せなかったり、人見知りのせいで緊張してしまう人は笑顔で話すことを意識するようにしましょう。
5-6.話のネタを持っておく
相手とうまく話せないことや話すことがわからずに人見知りになってしまう人も多いのではないでしょうか。
そのような人が手っ取り早く人見知りを解決するためには、「話のネタを作る」というのが最も良い解決策の一つです。
なぜなら話のネタや話す話題を事前に準備しておけば、誰と話すことになったとしてもそれなりの会話を行うことは可能です。
また会話の話題だけでなく、自分の笑い話などをネタとして持っておけばさらに好印象を与えられます。
5-7.相手に興味を持つ
人見知りや人とのコミュニケーションが苦手な人に共通して多い原因は、「無関心」です。
相手に対して興味がなかったり、もっと知りたいと思わないために話すことがなくなるのです。
気になったことがあると知りたくなり、調べるのが人です。
しかし相手のことを知りたいと思わないのなら、それは興味がないということです。
そのため相手との会話を弾ませたり、人見知りを克服したいのであれば、相手に興味を持ちましょう。
そして相手がどうしてそのような行動を取るのか、どうしてそのように考えるのかを理解できるように努めましょう。
6.無口を改善する方法
人見知りと似たものに、「無口」というものがあります。
無口というのは人見知りと違いネガティブなニュアンスもなく、困ることもありません。
なぜなら無口というのは話さないだけで話せないわけではないからです。
そのためもしあなたが無口を改善したいと考えているのなら、それは無口の原因である「人見知り」や「コミュニケーションの下手さ」の解決が必要ということです。
そのため無口の人も同様に、上記の「人見知りの治し方」を参考にしてみて下さい。
7.自意識過剰の改善方法
人見知りの人には自意識過剰な人が多いです。
自意識過剰というのは、自分が他者にどう見られているのかを過度に気にしている人のことです。
例えば、「自分のことを嫌いになるのではないか」「自分のことをバカにされているのではないか」と言ったことを考えすぎて何もできなくなってしまう人たちのことです。
そのような考えを強く持ってしまうと、日常生活から羽を休めたり人とうまく接することが難しくなってしまいます。
そのような自体に陥って困っている人たちのために、ここでは自意識過剰の心理をどのように解決すればよいか詳しく解説します。
7-1.自分視点の自分を大事にする
人の意識には以下の2つが存在します。
公的自己意識:他者から見た自分に対する意識
私的自己意識:自分から見た自分に対する意識
公的自己意識
公的自己意識とは、他者から見た自分に対する意識のことです。
例えば自分の身なりや人に対する影響などを強く意識している人は公的自己意識が強い人であると言えます。
私的自己意識
私的自己意識とは、自分から見た自分に対する意識のことです。
自分のことについて考えを巡らせたり、人の影響を受けにくい人などは私的自己意識が強い人であると言えます。
自意識過剰はこの公的自己意識が私的自己意識より強ければ強いほど起きやすく、強くなります。
そのため自意識過剰を改善する鍵は、私的自己意識を強くすることなのです。
そのためにはあなた自身はあなたのことをどう思うか、そして他人と自分は違うのだという事を強く意識する必要があるのです。
7-2.客観的に物事を捉える
公的自己意識は人と関わる上でとても重要です。
なぜなら公的自己意識が低い人は周囲事をあまり考慮せず行動する傾向にあるため、時には他者に迷惑をかけることも少なくないからです。
その意味で言えば公的自己意識が高いことは社会の一員としてとても重要だと言えます。
しかしその「他者から見たあなた」は事実でしょうか?
多くの人の考える「他者から見た自分」というのは、「自分の考える他者から見た自分」です。
そのためネガティブに考えたり、自分に対する肯定感が低い傾向にある人は事実とは違う評価を自らに下す傾向が強いです。
つまり人の目を気にしたり、他者から見たあなたを考えるときには、自分が思う自分ではなく、客観的かつ根拠のある他者評価を下すべきということです。
そのため自分では自分のことを他人よりも劣った人間だと思っていたとしても、他人から優れた評価をしてもらえたらそれが本当のあなたなのです。
そのためできるだけ自分に対する評価はあなたがどう思うかではなく、客観的根拠のある評価を下すようにしましょう。
8.まとめ|人見知りを治すためには客観的に原因と解決策を考える
人見知りの原因は「人と話す話題がわからない」とか「他人の目を気にしすぎている」と言ったことが原因です。
これらの原因を解決するためには、「話すネタ準備しておく」とか、「自分の信念に従って生きる」といった事をする必要があります。
またこれらのことをするだけで、理論上人見知りなどの解決は可能です。
しかしながら、「どうせ自分には」とか、「でも自分は自分が嫌い」といった評価を考慮していると人見知りはなかなか治りません。
そのためあくまでも客観的に「何が原因なのか」「どうすれば解決できるのか」と考える必要があります。