【ラボラジオ#18】作品理解は声と動きに表れる(ウララ×たか×ゆきの)
ポッドキャスト「ラボラジオ」をSpotify、Youtubeで、毎週金曜日(たまに火曜日も)配信中。
【内容】7月21日(日)、岩橋由梨さん主催の「からだと声の朗読劇 Vol.4 」の朗読劇発表会がありました。今回は研究生であるたかさんが出演者として発表し、その感想や練習風景について話を聞いてみました。
【出演】五味ウララ(ラボ共同代表)、島本たかこ(ラボ研究生)、豊田ゆきの(ラボ研究生)
ラジオ収録後のひとりごと(豊田ゆきの)
発表会は観客として鑑賞させていただいた。
出演者はたかさんを含めて3名。メインになる朗読劇は、川上弘美さんの「神様」という、どちらかといえば淡々と進んでいく小説。朗読劇は、その淡々と進む中で決してその小説を追い越すことなく、少しずつ心の動きやその中にある不思議さ・滑稽さ・理不尽さ・哀しさ・温かみなどを感じていくことができる。なんというか…モノクロの世界である。
私は子供のころから、ミュージカルや宝塚歌劇団を観るのが大好きだった。歌がありダンスがあり華やかな衣装があり、キラキラとした舞台やドラマティックな物語は、あまり現実の世界に馴染めない私を、一瞬で異次元の世界へ連れて行ってくれた。
私も随分大人になったのだと思う。
朗読劇のモノクロの中で、異次元と現実を行ったり来たりするのもなかなか悪くない。
ゆりさんの朗読劇は、朗読する人の人生をそこにのせていくのだそうだ。だから、出演者も観客も作品を深く味わうことができるのだろう。
「いきる朗読」 始まります(参加者募集中)
新しいものをいれるのではない。
元々あったものを掘りおこして磨いたり、
ふたしかなものをふたしかなままで受けとめたり、
確信していることをちがう角度で眺めてみたり、
声とことばとからだでやってみる時間です。
【日 程】
① 8/17(土)
② 9/28(土)
③ 10/12(土)
④ 10/19(土)
⑤ 11/9(土)朗読会稽古
⑥ 11/23(土)朗読会リハーサル
⑦ 11/24(日)朗読会
*4回までは単発参加可能です。
*朗読会に出られる方は①~④までを最低2回、⑤⑥は必須です。
【時 間】各回13:30~16:30
【会 場】中目黒周辺施設(お申し込みの方に追ってお知らせいたします)
【参加費】一般 各回 5,000円 一括割引33,000円 / 会員 各回4,500円 一括割引29,500円
【定 員】6名
【ファシリテーター】岩橋由梨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?