見出し画像

やんばるの森で深呼吸、してきました〜(研究生日誌:島本たかこ)

アーツ ベースド ラボ主催の2024年沖縄合宿(11/29-12/1)に参加してきました。

合宿前日は、研究生仲間のゆきのさんと首里城を散歩。火事で焼失した首里城を、職人さんたちが再建している真っ最中でした。巨大な建物が機械ではなく職人さん一人一人の地道な手作業によって造られていると知って驚きました。

瓦屋根も手作業で

合宿当日の午前中は、やんばるの森でカヤックをしました。目の前には森と空と湖だけが広がっています。川と違って流れもなく、とても静か。パドルで漕ぐ水の音と、風と、鳥のさえずりだけが聞こえてきました。

気持ちいい〜

合宿のプログラムは午後からスタート。3日間、羽地さんのプレイバック・シアターをしたり、由梨さんの朗読劇をしたり、森をお散歩したりと、みんなでのんびり過ごしました。

食堂のテラスから見えるのは、どこまでも続く森と空。
こんなに森が深いのに、沖縄には熊も猿もいないので安全なんだそうです。イノシシはいるけれど、琉球イノシシはとっても小柄なので怖くありません。

こんな景色をみながら朝ごはんを食べる。贅沢だ〜。

やんばる(沖縄北部)には、ここにしか生息してないヤンバルクイナという珍しい鳥がいるそうです。みんなヤンバルクイナに会いたくてたまりません。ヤンバルクイナを探して、みんなでよく森を眺めていました。
だけど、今回は残念ながらヤンバルクイナには会えませんでした。

ヤンバルクイナ、いないかなぁ〜?

ワークショップも、大きな窓から森を眺めながら行いました。
由梨さんの朗読劇では、沖縄の民話をみんなで読みました。宮古島の方言で書かれた神話を沖縄出身の参加者の方が読んでくださったのですが、その優しくて美しい音色とリズムが心地よく、今も耳の奥に残っています。

森の中のワークショップ会場

今回の合宿のタイトルは「やんばるの森で深呼吸」だったのですが、まさにそんな時間でした。大自然に抱かれて身体がゆるゆるとゆるみだし、息が深くなったのでした。


いいなと思ったら応援しよう!