アカウント名が変わります

　こんにちは、ボクです。時世柄いまだに部屋に籠る日々が続いておりますが、元気に暮らしています。最近、またお笑いの動画をインターネットで見漁っていて、最近スマホからは「OK釈迦地蔵！」「ズィーヤ！」とよく聞こえてきます。もし、何かおすすめの動画があったら教えてください。

　さてさて、noteのアカウント名を変えました。別にこれから心機一転、というわけではないです。
　というのも、この前、今までにどこかの賞に提出していたりする作品がそれなりに発掘されまして、これを今後この場所の発表しようかな（この企画は今後 Series ReCreateという名前でやっていく予定です、しばしお待ちを！）、と思った時に、例えばボクは高校時代、卯冬奏龍という俳号を使っていたりしまして、あるいは他の名前の時もあったり、はたまた、田村奏天と田村奏天(タムラカナメ)の表記ブレがあったりと、いろいろ名義が違うことが多々あったので、いやまあ全てボクなのですが、ややこしいからその作品の総称に名前をつけることにしたんです。そうすると、作品管理が比較的便利かな、ということです。こう、ボクの使うアトリエとか、スタジオの名前と思っていただければいいってことです。

　その名前に使うのが、「アトリエ　ヒトノマ」です。ここ2年くらいかな、じつはひっそりこの名前を使っておりまして、世間に出た例で言いますと、例えばこの前の大学生俳句選手権で使用した動画の制作をこの名義で行いましたし、他にもたまに名乗っていたので、聞いたことがある方もそれなりにいるかもしれません。
　この「ヒトノマ」、雰囲気でつけた感が出ちゃっていますが、でもちゃんといろいろ意味があるんです。いろいろ。といっても大まかに３つですが。

　まずは、人の間。高校時代、生物の授業で、ただ注意書きのように言われた、ヒトと、人間の意味合いの差がなんとなく頭に残っています。人間と書くと、その社会性まで意味合いに含まれている気がしていて、そういう、人間の中、社会の中で生き続けている作品を世に発表できたらな、という意思。

　二つ目が、一の間。二条城とか、歴史的ニュアンスの一の間であれば、それはおそらく格式高さを意味するんでしょうけれど、そんな崇高さではなくて、初心とか、そう言う意味で、一番最初の場所をイメージしました。基本的に天狗になりがちで、やや利己的な側面のあるボクが、いつでも原点、踏み出した最初の場所に帰れるように、という願い。

　最後に、日と々（ノマ）。そう、日々です。ボクは常々、自分然とした作品を作り続けてこようとしました。そして、だんだんつくることが日常に近づいてきています。
　先日「何故つくるのか」を問われたときに、明確に答えられませんでした。課題としてつくることが提示されることも、実はそう多くはないし、何かに駆られてつくっているというよりは、つくること自体が、ボクの"日々"で、いずれ呼吸のようになって欲しい。そうしてそのつくった作品が、また誰かの日々に取り込まれて、誰かの日々を変容させていけたらいいな、という夢

　だいたいこの３点が名前に込められた意味です。ただ、個々の作品は自分の名前で出しますから、もちろん田村奏天（タムラカナメ）の名前が今後出なくなるわけではありません。ですから、今後とも、田村奏天とアトリエ　ヒトノマ（呼ぶときはヒトノマ、でいいですよ！）をどうぞ、よろしくお願いいたします。