半自動手職でのパフォーマンス
2022/05/01(Sun.)
今日はキャルリ・オーブで開催中の展覧会「半自動手職 ハンジドウテジョク」にてパフォーマンスを行いました。展示会場にはシルクスクリーンの装置とターンテーブルが置かれており、その場でレコードに印刷して再生することができます。展示物のイメージとしてはPAシステムのように装置の組み合わせ自体が新たな音楽を生み出す環境として提示できないかという試みでした。アイデア自体はシンプルなものですが、シルクスクリーンの装置とターンテーブルの装置が卓上に並ぶことで生まれる新しい道具の組み合わせを提示します。パフォーマンスにはレコードを印刷するための治具も使われ、ターンテーブルの針の重さやアームの高さなどを積極的に操作するなど通常の使用から逸脱したものになりました。観てる側は楽しかったか不安は残りますが、演奏している側としてはコントロールできないレコードを相手に面白い音を探し出す作業は奥深いものでした。
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