パフォーマンスの準備(映像編集)
2020/09/05(Sat.)
明日のロームシアター京都でのパフォーマンス中に放送する映像資料を整理しました。今回のパフォーアンスはライブ配信を前提として構成しており、あらかじめ用意した動画素材を順番に再生しながら、現場で映像に合わせて場所を変えながらパフォーマンスします。
ライブ配信と言えば、現場の臨場感を遠方の観客にも共感できるよう演出する「現場→オンライン」という現場からオンラインに矢印が向かったものが多いと思います。今回のパフォーマンスでは、オンラインで放送されている映像を合図に現場でイベントが起きる「オンライン→現場」という向きの矢印でのライブ配信を構想しました。
2018年に企画した展覧会「No-interaction」でテーマとして設定した「間の悪いコミュニケーション」というキーワードを展開させ、昨年から「ライブ性や臨場感に依拠しないライブパフォーマンス」を試しています。ライブ性から距離を置こうと思ったのは、SNSのように話題が瞬時に大きく広がるメディア環境において、じっくり腰を据えて体験するコンテンツに興味が湧いたことがきっかけだったと思います。2018年に制作したNB-606も同じような問題意識で制作しており、見た目はポップですが体験は小さな音に耳を傾けるような渋いものです。
▲NB-606
「バズるはダサい」をキーワードに活動する中で、持木さんや山下さんの活動を参考に映像と組み合わせたパフォーマンスへと展開しています。明日のパフォーマンスは楽しみたいです〜。眠い...。
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