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海外旅豆本の展示が悩ましい
ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。
何かとnoteの記事でご紹介しております、私自身が写真撮影・表紙の布の購入から、原稿作成・印刷・製本まで全て一人で行っている「旅から生まれた豆本」シリーズも、年を追うごとに冊数が増えていき、今は50冊に達しています。
この海外旅豆本は一般に販売を行っているのですが、主にハンドメイド作品通販サイト(minneやcreema)を使ったネット通販と、各種イベントに参加して直接お客様とやりとりする対面販売がメインになっています。
よくハンドメイド作品では、ショップで委託販売という方法もあるのですが、私の行動力が欠けていることと、そもそも私の作品を置いてもらえそうな、コンセプトに合ったショップの当てが全くないということもあり、委託販売は今のところ行う予定がありません。
※もし、私の作品を取り扱ってみたいというセレクトショップのかたがいらっしゃいましたら、是非ご相談させていただきます。
ネット通販のいいところは、日本全国のお客様の目に触れていただくことが出来るので、私の住む関東地方以外のお客様にも購入していただけるというところでしょうか。
ただ、お客様からすれば、主に作品の写真と説明文から判断して、作品を購入するかどうかを決めることになります。作品の魅力を最大限引き出した写真を撮影することや、作品に込められた思いや魅力を十分に的確に記述した説明文を書くことなどが、とても大事になってきます。
一方、イベント参加での対面販売では、お客様が実際に作品を手に取ってご覧いただくことができますし、私自身が作品の説明をしたり、お客様の質問にお答えすることもできるので、私のようなコンテンツも含めた作品の場合は、個人的に対面販売が向いているかなあ…と感じています。
ただ、対面販売で年を追うごとに悩ましいのが、どのように作品を展示すればいいかということです。
最初に海外旅豆本を展示販売した時は、私が通っている手製本工房の有志で出店していて、私自身もまだ作品数が3点しかなかったので、展示に関してそんなに大した手間はかかりませんでした。
※中央に展示されているのが私の作品です。
そのうち、知り合いの作家さんから豆本イベントに参加しないかとお声がかかる様になり、豆本の数も増えてきたところで、どう豆本を展示するか考え始めるようになりました。
これは、ギャラリースペース備え付けの棚にそのまま作品を並べるという形で、作品数も十数点だったので、なんとか一列で収まった形です。
私は、東京や千葉の一箱古本市にも参加していて、古本販売のおまけで海外旅豆本を並べていました。
昨年(2019年)4月の「不忍ブックストリート一箱古本市」の際は、作品数も20点を優に超え、どのように豆本を並べるか悩んだのですが、結局はいつも豆本を収納している100均ケース(MDが入るサイズがピッタリだった)に適当に並べていました。この方法だと、お客様が手に取りづらいところがあるのですが、棚を置いてしっかり展示してしまうと、古本販売がメインなのか、豆本がメインなのか、ちょっと微妙なところもあって、こんな形に落ち着きました。
昨年(2019年)11月の文学フリマ東京に出店した際は、作品数は40点になり、初めて豆本の展示に棚を使用しました。棚はボール紙製で、もともとはアクセサリーの展示用みたいなのですが、ちょうど豆本を立てかけておくのにいいサイズだったので、かなり重宝しました。ただ、スペースの関係で、棚を3つ置くのは厳しそうだったので、棚に収まりきらなかった分は、平で置くことにしました。
今年(2020年)2月の豆本イベントの際は、文学フリマ東京の後に新作を追加したため、棚を3つ使うことにしました。こう見ると、なかなか壮観だとは思います。
来月11/1(日)に埼玉県桶川市で開催される、「おけがわ手づくりマーケット」(おけてま)に出店予定ですが、新作も準備予定なので、いよいよ棚を4つ使うことになりそうです。幸い、スペースに余裕がありそうですので、より壮観な光景を目の当たりにしたい方がいらっしゃいましたら、どうぞ「おけがわ手づくりマーケット」にお越しくださいませ。お待ちしております。