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けっこう気軽に行けるエストニア

ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。

ヨーロッパのバルト三国の一つ、エストニアには2回行ったことがあります。ともに、フィンランドの首都ヘルシンキから2時間ほどフェリーに乗ってバルト海を渡り、エストニアの首都タリンに入るという方法でした。

最初は2009年5月のGW中、一泊二日でタリン滞在のみでした。この当時は、まだエストニアはユーロ導入前で、現地通貨クローンに両替して使用していました。

ヘルシンキと比べると、タリンの街はまだソ連っぽいところが随所に感じられ、トラムも古びた車両でした。トラムに乗る切符は街中の売店で購入して、トラム車内では自分で切符にパンチ穴をあけるというシステムでした。当時はこのシステムが分からず、乗客の人に教えてもらった記憶があります。

ただ、タリンの旧市街の街並みは雰囲気があって、物価もフィンランドに比べればとても安く、街歩きにはいいところだなあ…という印象が残りました。ヘルシンキから日帰りや一泊二日でタリンに来る観光客が多いのもうなずけました。

試しに、エストニアの国鉄に乗ってみようと、タリンの駅に行ってみたのですが、いかにもソ連、といった無骨な車両が並んでいて、このときは一駅だけの乗車でしたが、いい経験でした。

二度目にエストニアに行ったのは、2016年6月で、この時はタリンの他、エストニア第二の都市タルトゥにも行ってきました。この時は、すでに通貨もユーロになっていて、両替の不便さはなくなりましたが、多少物価が上がったかなあ…と感じました。もちろん、フィンランドに比べればまだまだ安いですけど。

前回の訪問に比べて、タリンの街中の風景は、特に大きく変わったわけではありませんでしたが、観光客がずいぶん増えたなあ…という印象です。

街中を走るトラムも、新しい車両が走るようになり、交通ICカードを使うようになっていました。

タルトゥに行く鉄道の列車も、新型車両になっていて、快適に移動できました。

タルトゥの街の見どころはそんなに広くないので、ぶらぶら歩いて、気の向くままに周ってきました。

さて、エストニアの布探しですが、首都タリンの旧市街をぶらぶらするうち、お土産屋さんの並ぶ通りで、たまたま目に入った生地屋さんで購入することにしました。

初めてエストニアを旅行した時に、リネン生地に刺繍をほどこした敷物をお土産に購入していたので、リネン生地ならエストニア製のものがあるのだろうな…とは思っていましたが、入った生地屋さんで聞いたところ、果たして、エストニア製のリネン生地が何種類も置いてありました。

豆本に使えそうなものということで、プリント柄や、無地のものなど、数点購入しました。コットンに比べると、少し厚めでしっかりとした生地でした。

バルト三国は、各国の間を数時間で移動できるので、一度に周るのがお勧めですが、エストニアは、フィンランド旅行のついでに行くことも可能ですので、機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

タリンの生地屋さんで購入した、プリント柄のリネン生地を表紙に使った、「旅から生まれた豆本」エストニア編はハンドメイド作品通販サイトで販売中です。

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