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紛争の爪跡残るセルビア・地味でも人気のモンテネグロ
ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。
2017年5月から6月にかけて、旧ユーゴスラヴィア諸国を周ってきました。
旅の起点はセルビアでした。早朝に首都ベオグラードの空港に到着し、市内中心部までバスで移動してホテルに荷物を置き、早速ベオグラードの街中をぶらぶら歩いてみました。
コソボ紛争でNATO軍から空爆を受けたビルが、そのままの状態で残されていました。ちなみに、現在のベオグラードの街は平和そのものですので、旅行には何の支障もありません。
ベオグラードから列車に乗り、日帰りで北部の街ノヴィ・サドにも行ってみました。
ベオグラードから、隣国モンテネグロまでは鉄道で移動しました。途中山あいを走る山岳鉄道で、車窓が良かったです。一日がかりの乗車でしたが…
モンテネグロは福島県ほどの広さの小国で、首都ポドゴリツァもこぢんまりとした街でした。徒歩で十分まわれますが、観光としては、正直言って、特段見どころもないところです…
ポトゴリツァからバスでユネスコ世界遺産の街コトルに移動しました。旧市街は城壁で囲まれていて、狭い土地の中に狭い路地が走っており、各地からの観光客で賑わっていました。
山側の城壁を登ると、コトルの旧市街が一望出来ます。クルーズ船が停泊しているように、モンテネグロでも、アドリア海やその湾に面した街はリゾート地としても知られており、海外からの観光客も多く訪れています。
セルビアの布探しですが、まずはベオグラードの市場の周りを当たってみよう、と市場に行ってみました。
市場の周りを歩いてみると、一軒の生地屋さんを見つけたので、早速セルビア製の生地がないか尋ねてみたところ、数は少ないものの、セルビア製の布を何点か出してもらえたので、早速購入しました。
ベオグラードの繁華街では生地屋さんを見つけられなかったので、セルビアではこのお店で購入した布だけが収穫でした。
モンテネグロに移動して、ポドゴリツァの街中を歩き回りましたが、生地屋さんを見つけられず、洋品店で売っている製品の生地も、セルビア製だったりして、結局モンテネグロ製の布は見つけられませんでした。
そういうわけで、「旅から生まれた豆本」セルビア編とモンテネグロ編については、ともにベオグラードの生地屋さんで購入したセルビア製の布を使用しています。ご了承ください。
どうぞよろしくお願いいたします。