駆け足で訪れたスロヴァキア
ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。
2018年5月の東欧・中欧旅行の際、旅程で一番悩ましかったのが、中欧のスロヴァキア訪問スケジュールでした。
既に航空券の都合で、入口はポーランド、出口はハンガリーというのは決めていたのですが、決められた期間の中で、どの国を訪問するか、いろいろとルートを考えてみました。
最終的に、ポーランドのワルシャワからベラルーシのミンスク、ウクライナのキエフ・リヴィウと移動し、途中スロヴァキア第二の都市コシツェに立ち寄り、チェコのプラハ、オーストリアのウィーン、そして最後にハンガリーのブダペストに移動することにしました。
7か国を3週間少しで周るため、移動には夜行バスや夜行列車を利用して、時間の節約を図りました。そして、ほとんどの国では2~3泊して、複数の街を訪問するようにしたのですが、スロヴァキアだけはコシツェの一泊のみで、首都ブラチスラヴァへは、ウィーンからの日帰りで訪問することにしました。
ウクライナの西部の街リヴィウから午後バスに乗って、スロヴァキアのコシツェに着いたのが、夜中の3時でした…当初の予定でも、深夜12時の到着だったのですが、意外に国境の通過に時間がかかってしまいました。
ウクライナはEU未加盟国のためか、EU加盟国スロヴァキアの入国審査が厳しいようで、バスの乗客の何人かは、国境で足止めをくらって、バスに乗ることができませんでした。
もう夜明けも近い時間に、予約しておいたホテルにチェックインし、とりあえずチェックアウトギリギリの時間までホテルで休むことにして、昼過ぎからコシツェの街を歩くことにしました。
日曜日だったため、商店はほぼ閉まっていましたが、ぶらぶら歩いて、教会などの見どころを周ってきました。
この日の夜行列車でチェコのプラハに向かったため、コシツェは半日の滞在でしたが、なかなか落ち着いたいい街で、もう少し時間があれば良かったなあ…と思いました。
プラハからウィーンに移動して、次にスロヴァキアに訪れたのは首都のブラチスラヴァでした。ウィーンから列車で1時間ほどで行けるので、十分日帰り訪問できます。
実はブラチスラヴァは2012年11月にも訪れているのですが、見どころも限られているので、昔とほとんど変わっていませんでした。
2018年に訪れた時は、5月だったこともあり、多少観光客の姿が多かったかなあ…という印象です。
さて、スロヴァキアの布探しですが、コシツェでは日曜で商店が閉まっていたため、生地屋さん探しをすることも出来なかったので、首都ブラチスラヴァで探すことにしました。
事前にネットで、何軒か生地屋さんをピックアップしておいたので、早速お店を当たってみました。
幸い、最初のお店の店主さんが英語を話せたので、スロヴァキア製の生地がないか尋ねてみたところ、何枚か出してもらえました。
チェコの生地屋さんで見たような柄の生地もありましたが、ちょっと変わった柄もあったりして、どうもスロヴァキアの伝統柄のようです。
陽気な女性の店主さんで、スロヴァキアの子ども服など見せてもらいました。
「旅から生まれた豆本」スロヴァキア編は、首都ブラチスラヴァの生地屋さんで購入した、スロヴァキア伝統柄のコットンプリント布を使用しています。
どうぞよろしくお願いいたします。