死にたいって悪いことなのか
あいさつ
数日ぶりです。適応障害で休職しているさくらきゅうりです。
先日投稿させて頂いた自己紹介は、16個もいいね?でしょうか反応頂けて嬉しい限りです。
今回からは現状や現状に至るまでをあまり具体的には書けませんが、記させてもらいます。
現在の私
今の私は、職場に週1回足を運び、どこまでいけるのか、徐々に慣らしているリハビリのような段階です。
それでも、死にたいなぁとは思うこともありますし、不眠もあります。不眠に対しては、入眠導入剤を2錠、抗うつ薬を2錠計4錠内服していますが、寝るまでに2時間くらいは要します。その間、いろんな思考がめぐっていきます。それはほとんどの場合ネガティブなものです。休んでいる自分への罪の意識で死にたくなるのです。発症当時に比べれば、その死にたいも具体的な行動を伴わない想像に落ち着いているのはここまでの治療や抗うつ薬のおかげなのだと思います。
以前の投稿にあるように私は思考しまくります。考える方が考えないより楽だからです。そこで死にたい気持ちを考えることが多いです。
死にたいと思うこと
適応障害と診断を受けた当時は、本当に死にたいことに具体性を持っていました。つまり、どうやって死ぬかを考えていました。
当時の私は精神科の内服はあまり信用していませんでしたが、抗うつ薬を内服するようになり、すーと気持ちが軽くなり、死にたいと思わなくなったのを今のように思い出せます。衝撃でした。こんなに考えようとしても、それを実行しようとは思えないのです。不思議なものです。
死にたい気持ちは今でも正直あります。リハビリをするようになってからは特に出てくるようになりました。その度に、頓服で抗不安薬を使用しています。
その時に、バレットジャーナルというノート術を知りました。私は、その中にある二つの人生というコレクションを使ってみました。
二つの人生とは、「今のまま心地の良い生活をつづけた先の死亡記事」と「自分がしたいと思うけれど、リスクもある生活をしていった先の死亡記事」を描き、書いた内容に対して手紙を書くというものです。(これは本文を解釈したものなので、興味を持っていただければ、ぜひ本を読んで見てください。)
私は思うままに書き、思うままに手紙を書きました。手紙で私は自分に涙しながら次のように伝えました。
「自分にやさしくなりなさい。」
それから、今の目標は自分に優しくなることです。そのために、私は毎日1つポジティブな内容を日記に書くようにしています。
そうした中でふと「死にたいと思うことは悪いことなのか」と思いました。
皆さんはどう思われるでしょうか。死にたいと考えることは悪いことでしょうか。(哲学っぽい!堅苦しい、堅あげポテトらしくさくっと書きたいものですね(笑))
令和2年度の調査では自殺者は約2万1000人(厚労省)ほどいるとあります。令和3年度の厚労省の「自作対策に関する意識調査報告書」では自作対策が自分自身にかかわる問題だと思うかという回答に対し、「そう思う」が18%、「どちらかと言えばそう思う」が18%、「あまりそう思わない」が23.7%、「そう思わない」が17.8%との結果になっている。つまり、そう思わない、自分には関係のないと思われている方は41.5%となる。一方で、20代は「そう思う」が24.7%、「どちらかと言えばそう思う」が25.8%、「あまりそう思わない」が22.1%、「そう思わない」が12.1%との結果になっている。
総合して、20代は他年代と比べ、自殺対策について関係があると回答した方が多く、関係のないと思われている方が少ないように思える。もちろん、厚労省のみのデータではあるが、20代の半数が自殺対策と自分に関係があると思っているということだ。これはもちろん、自分自身かもしれないし、他者のことで自分のように思っているなどもあるかもしれないが…。
こんなデータまで持ち込んで何を言いたいかというと、全体でみれば36%、20代でみれば50.1%が自殺について考えているということになります。
結論から言えば、私は「死にたいと考えることは悪いことではない」と考えています。ここで言う「悪い」とは、「社会で生活するうえで考えてはいけない、考えることがいけないこと」という意味で用いています。では、反対に良いことかと言われれると良いことでもないと思います。
何よりネガティブ代表みたいな考えですからね。
なので私は「死にたいなぁ、仕事していない自分なんて、死んで逃げてしまいたい」と考えた後に「死んでもいい。でも死なない方がいい。だって笑顔で死にたいから。」と必ずつける癖をつけています。癖といっても意識しないとつきませんが…。
長々と思いのたけを語っていたらこんな文章量になってしまいました。これまでの経緯を書こうかと思っていましたが、書いていて今の私を共有したいと思ったので、こんな内容になりました。
気が向いたらこれまでを書こうと思います。
〆のあいさつ
文章も長ければ、データまで持ち出して分かりにくいったらありゃしないものになりました。ここまでお付き合いありがとうございます。
最後にもう一度自分の口癖を載せて今回のnoteの締めとさせてもらいます。
「死んでもいい。でも死なない方がいい。だって笑顔で死にたいから。」