コミュニティを作成してみたい
はじめに
適応障害で休職していますさくらきゅうりといいます。今回は、このnoteを始めたきっかけともなるコミュニティ作成をテーマにお話ししたいと思います。なぜ、作成したいのかという理由から目的、使っていきたいプラットフォーム、大事にしたいことを順に記したいと思います。正直、作成自体はとても心惹かれるものがありますが、なにぶんWebデザイナーでもなければ、コミュニティを作成した経験もありません。何より、需要があるかが分かりません。なので、適応障害で休職している私が思うこういうものがあればいいなを想定して、いや妄想の範囲かもしれませんが、考えてみました。考えて、そのままお墓まで持っていくのも手かもしれませんが、せっかくいろんな方に見ていただける場所に出会えたので、考えだけでも共有したいと思っています。
適応障害を含む気分障害等で休職や不安を抱える方向けのプラットフォームを作りたい
なぜ、作りたいのか。
私は2024年1月ごろに死にたい気持ち、抑うつ、眠れないといった症状が現れて、適応障害として診断されました。その後は紆余曲折ありまして、8月より休職しています。そんな私がnoteを始めたのが10月16日でした。その時、強く感じていたのが自分のことを話せる、状況を共有できる環境がないことで寂しさがありました。そこを発端として、どこか文字ではなく人と話すことができる場所を探していました。(文字って初対面だと特に冷たくなりやすい印象があって…。)最近はAIの進化もあり、ChatGPTに調べてもらうと海外のサイトで「BetterHelp」と「7cups」というオンラインプラットフォームを見つけました。以下に簡単にそれぞれの特徴を示しておきます。
「BetterHelp」
・設立:2013年
・利用者:個人向けやカップル、家族向けのセラピー
・目的:認定されたプロのカウンセラーによるオンラインカウンセリングを提供する
・プラットフォーム:Webサイト、スマホアプリ
「7cups」
・設立:2013年
・利用者:個人向け(成人向け)、青少年向け(13歳以上向け)
・目的:認定カウンセラーとの有料セッションと、ボランティアによる無償の感情サポートの両方を提供。
そのほかにも、各地域で共済組合などでのプラットフォームは存在していました。Googleで「適応障害 相談」と調べると1件のみカウンセラーへの相談できるサービスは見つかりましたが、コミュニティでは、見つかりませんでした。
以上のことから、ふらっとよれるようなコミュニティはないように考えました。
長々と前置きが長くなりましたが、求めているコミュニティは、ふらっと気軽に寄れるカフェのような場所で、ただ一方的に話を聞いてもらう相談の場だけではなく、何気ない会話や対話ができる場所です。
目的
改めて、目的を一言で表すと「ふらっと寄れるユーモアのある繋がりを大切に、自分の状況を共有できるスペースを作ること」にあります。ユーモアのある繋がりという文言は著書「ユーモアは最強の武器である」という本を読んで人らしさを感じられたらと思い、加えています。(この本の感想もいつか書きたいなぁ…。)
需要についての考察
それでは、ここまでは個人的に欲しいなという子供のような「あれ欲しい!」という感覚からの作成動機になるので、簡単ではありますが論文をいくつか調べてみました。Google Scholarを用いて2019年から2024年までの直近5年間で”適応障害”と” 相談”で検索をかけてみました。”適応障害”のみでは1030件、両方をAND検索すると総説論文で8件のみとなりました。その中で、池田氏の「日本における「適応障害」患者数の増加ーメンバーシップ型雇用からの考察ー」を拝読すると、適応障害を含んだ気分障害は増加傾向にあり、それには日本の職場での人間関係が関わっていることが推察されています。また、話は脱線しますが、川島らの研究では自殺未遂者の約28%が適応障害であったと示しています。
上記を調べていく中で、人間関係が関わっていることが分かり、また、自殺未遂者の約3割が適応障害と考えるとその適応障害への対応が大切だと実感しました。(自分も自殺志願者だったので、何とも言えませんが…。)
結論、適応障害にしぼったものでは相談についての供述は少ないといえます。一方で人間関係が関わっていることは研究結果としても示されています。私自身もそうなので、読んで下さっている方にも同じ思いの方は多いと思います。だからこそ、人間関係を作るプラットフォームへは警戒するかもしれません。需要がないと判断する材料にもなりますが、もうここまで来たら、個人的に「ふらっと寄れるカフェのような」場所は欲しいと思っています。それを結論としたいと思います。
プラットフォームの選定
プラットフォームとは、どこで語り合うかという場所決めだと思っています。Webサイト、スマホアプリ、LINEなどです。後述しますが、私は「ふらっと寄れる」ことと一緒に「プライバシーを配慮する」ことはとても大切だと思っています。名前を踏まえた個人情報は隠したいですし、ふらっと寄れるカフェのままだとほかのテーブルの人にも聞かれてしまいます。ある程度のプライバシーの保護は必要かなと考えています。そこで、思いつくのはMicrosoft社の運営するTeamsがセキュリティ面でも安全かなとか思っています。他に案があれば、コメントなどで是非ご教授下さい!
大切にしたいこと
最後に、私がこのプラットフォームを妄想(実現するにはあまりにも土台が個人的すぎるのであえて妄想としています。)する上で、大切にしたいことをリストアップしたいと思います。
➀ふらっと寄れること:これは先述したように、寄りたいときに寄って、別に寄る気分じゃなければ寄らないカフェのようなイメージを持っています。1か月に1回卓を囲むくらいは定期的にやってみるのもいいとは思っていますが、なにかを強制することはしたくないですし、自分もされて嫌かなと思います。
②プライバシーの配慮:基本的には名前は本名ではなく、(本人が良ければ本名でもいいです。)個人情報が守られる環境が必要だと思います。単純にふらっと寄るといっても知らない人同士での集まりなので、ここはルールを作る必要があると思います。
③「適応障害を含む気分障害で休職や不安のある方」を対象にする:これは対象者にはなりますが、自分は一人で抱え込みやすいと先週くらいに内省して気づきました。それに加えて、寂しいと感じることもあります。病気で人とかかわるのが怖いのであれば、チャットでもいいですし、話したいよであれば、話せれる環境が欲しいなと思います。
以上のことが妄想するプラットフォームで大切にしたいことです。
〆のあいさつ
結局、作ろうと思っても勇気が出ず、作れていませんし、妄想どまりです。そのためにnoteを初めては見ましたが、自分の投稿する文章に思った以上に反響を頂けて本当に嬉しく思います。改めてありがとうございます。妄想で止まったこの案をこれから実行していくのかは分かりませんが、読んで下さっている誰かにとってささやかな案として提案させてもらいました。
もし、本当にもし同じ思いや共感頂けるようであれば、コメント等で連絡いただければ嬉しく思います。
それでは、妄想にお付き合い頂きありがとうございました。