交響楽団
今夜はオーケストラを聴きに錦糸町まで。
だいたい3ヶ月に一度くらいのペースで福祉の大先輩の演奏を聴きに行く。
アマチュアの楽団だそうだけど全国に数ある中で一位二位の実力。もはや素人の私にはプロとの差がさっぱり分からない。もちろんプロの方も交じっているというのもある。
何度も聴きに行っていると、あたりまえだけど同じヴァイオリニストの方々でも全く弾き方が違うことに目が行く。同じパートなのに激しく身体を揺らしている人も居れば、さほど動いていないのにボリュームを出している人。
色んな人がいるというのに調和が取れているというこの不思議。
今日はルトスワフスキ、ヤナーチェク、ブルックナー。歌劇『利口な女狐の物語』組曲は圧巻。
いつも昼間が多いのに今宵は夜の演奏会。
帰りはバスが終わっていたので荻窪あたりから延々と長い散歩を楽しみつつ夜道を歩いた。Kちゃんとの夜遊び。ロマンチックな夜だった。
さて、また明日から、打って変わって全く調和の取れていない世界で働く(笑)
全く持って世界は面白いなあ。
調和の取れた音、人、集団にうっとりして調律されて、わざわざまた雑多な世界で駆けずり周りに行く。
丁度良い気温の秋の夜に思う。多分、私はどっちも好きなんだ。