苦しみたがり
むー。。。明日から連勤ばかりの日々が続く。私は働きたいのか働きたくないのか。答えはその両方だ。
仕事自体は好きなのだろう。しかし、勉強しないまま頭の中が昭和あたりで留まっている他職種の人間が一人二人三人と存在すると、その関わりが面倒で仕方ない。いくら説明したって同じなのである。
何せ理解することを目的としたコミュニケーションではないものを仕掛けて来るので、いつも時間返せ!となる。
仕事自体は手慣れた作業でも、この環境ではどんな簡単なことでもこなして行くのが不可能になって来る。
あとは、ある意味暇な上司が問題を大きくしてしまうのは、先のいちゃもんつけるばかりの人々の言うことをまともに取り上げるからだ。何故ならば、そのいちゃもんつけるだけの人々にも支持されたいのが上司だから。
時間の経過と共に、これは相当面倒臭いことになっているぞと思う。
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最近は人間様を一切抱えずに済む入浴機器というものが多数ある。
2台のうちの1台が故障しているので、数ある入浴機器の中から新しめのものを導入しようとした。抱えずに済むというのは職員だけでなく利用者様に恐怖心を与えずに済む機種だから。
しかし、それに対しても唾を飛ばして反対する古い職員。ガタイの良い男性二人だった。『なんで前のと同じにしないんですか?!』
それは、あまりに古すぎて、もはや部品が無い!とメーカーが言っているというのもあるが、先の理由も説明してみる。
あなた方は抱えることを苦とも思っていないようですが、職員の中には小柄な女性も沢山居るわけですよ。あーーーんど、抱えられるのが怖いと言っている高齢者も沢山いるわけですよ。と。
反対している大男たちも腰痛ベルトなるものを常備着用しているというこの滑稽さ。
簡単に入浴できる機械を入れられては、自分が活躍できないじゃないか。それに腰を壊してまで力を見せつけて来た年月が無駄になるじゃないか。
人はそんなアホな思想に取りつかれ、いつまでも苦しみたがる場合がある。
あと、新しい機械の操作を覚えるのが面倒ってのもあるらしい。
どんだけ新しいことに適応するの嫌いなんだよ。
他の職員たちにその巻き添えをあたりまえのようにくらわすのを、そろそろ止めて貰おうか。